「さあ!お勉強の時間だ!!」ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ Jiroさんの映画レビュー(感想・評価)
さあ!お勉強の時間だ!!
第二次世界大戦中にナチスが接収していた芸術について取り扱ったドキュメンタリー作品
様々な方法で略奪され、そのまま秘匿され、資金にされといった芸術作品を、どう取り戻すか、どう探し出すか、というのを弁護士、ディーラー、持ち主の子孫とか語りつくします
字幕ベースで観ると、アカデミックな内容なためとにかく文字量が多くかなり疲れます。
構成も有名作品にスポットを当てるというよりは、歴史事実を順におっていくものなので、長時間視聴はなかなかしんどい部類です。
タイトルにあるピカソについては、ピカソの持つイデオロギーについて終わり際に触れる程度なので、せっかく映画にするならもうちょっと全編で絡めてくれよ、と。
ただこうした歴史を知らなかった身としては、この映画で触れられたことは非常に勉強になりました。
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