「あれもこれも」ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ Momokoさんの映画レビュー(感想・評価)
あれもこれも
美術館で観た作品が、戦火の中で翻弄されていた作品なのだとショックを受けた。
ユダヤ人の画商から二束三文の対価と出国ビザをチラつかせて、美術品を買い漁るのも略奪と言える。美しい絵は有名な作品や作家でなくても、家宝であったはずでその家族の拠り所の1つだったはず。
所有することの色々な側面、ステイタスなのか魂を育む拠り所なのか、受け継ぐ責任を果たすのは美術館なのか、など美術をめぐる色々なことを考えさせられた。
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