「タイトルとは少し違う。」ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ コドモスキさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルとは少し違う。
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タイトルと内容が違っていた気がしたので星は低めです。
この作品は、ナチスがぶんどった美術芸術品が、今日まで所有者に戻らない背景を知らせています。
よくNHKのドキュメンタリーみたいに語り手が色んな人の断片を、なんとなくかっちょいい曲でトントン出してました。
映像としてはヒトラーとゲーリングが主です。
ピカソの方は、現代芸術および、一般ピーポーが持つべき視点のことをピカソという名前を借りてタイトルにしたのかな?という程度でピカソ本人の歴史、作品解説などはほとんど触れません。
全体としても、物語があるというより、芸術の色々な側面を断片的に見せています。
宣伝、思想コントロール、権力保持、品位コンプレックス、命をかける価値があるもの、経済と教育としてのアート。
最後まで現実的な問題が横たわっていて終わります。
下記キーワードが気になる方は見てもいいかも知れません。
1933-47年、ヘルマンゲーリング、退廃芸術 / Degenerate art
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