「リアルと重なり過ぎてゲッソリ」決算!忠臣蔵 オカマ声ちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
リアルと重なり過ぎてゲッソリ
メイキング赤穂浪士四十七士討ち入り物語。
年末の時代劇スペシャルとかではお馴染みの題材。
よくよく考えたらアレとかコレとかどうなってたんだろうな~……なリアルな話で……時期が悪いのかムカついてしょうがない!
武士チームの脳みそどうなってんの? お花畑というか脳筋というか……。
よくこんなザルっぷりで討ち入り出来たよ!
それに振り回される会計チームの不憫なこと……。
お金は無限じゃないと解っているけど、ホイホイ出されるから実感もありがたみもないボンクラ四十七士。
熱い忠義と言うより半分勢いの奇跡。
こんなのに討たれた吉良上野介が少し可哀想に思えるわ。
しかも、最近じゃ浅野長矩逆ギレ説浮上で、それが本当なら不憫過ぎる……。
討ち入りの結果は、少しでも歴史や時代劇が好きな人ならネタバレにもならない。
本当に時代劇コメディとしては面白かったんだけど、現代のリアルと重なって、まぁ~腹が立ってしょうがない!
その買ったオスプレイどうすんの?
ヤバ気なトウモロコシはナニ?飼料で人間食べないつっても、それ食べた牛豚鶏の肉食べるの人間なんですけど?
あっちこっちで被災しまくって海外支援とかなんで?
それでクールジャパンコケて吉本興業に100億円?
自腹でやってよ桜を見る会!
……私のイライラがご理解いただけただろうか?
このお話し。
簡潔に説明すると、勢いと見栄は天井知らずのアホ供が、意を決する頃には金がなくなり、やっつけで忠義を果たすのをなんか美談にしやがって、視聴者の今までの感動返せ!な物語です。
そしてだ。
全ての政治家が心を入れ替え、数多の社会問題を解決しよう!と思った頃には同じことになってそうで、エンドロール観ながらゲッソリした気分になりました。
本当に勘弁だ……。