天気の子のレビュー・感想・評価
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良かったです。
全体としては楽しめました。
良かったです。
映像では
雨の描写や、花火の場面などが素敵でした。
気になったのは、
銃、、そもそもいるのか、
てか、ゴミ持ち帰るか?など。
あと、
最後あの状態の東京の件、
雨だけでなる?
あの状態で首都は無理だよね?
他の地域もほぼほぼ埋まってるよね?など。笑
でも細かいことは置いておいて良かったです。
見るべきシーンはあるが
ボーイミーツガールと映像美と日本文化の伝承。
新海監督はこれら王道の物語に加え、東京で生きづらさを抱える少年少女たちを描きたかったんだと思う。監督はきっと優しい人なのだろう。
監督の人格を尊敬しつつ、しかしながら映画としては「君の名は」に軍配を上げざるを得ない。これは扱おうとしたテーマが余りにもリアルすぎて深刻だから、どんな答えも嘘くさくなってしまうからだろう。だからこその拳銃なのかも知れないが、そこまでの皮肉はエンタメに必要ないと思う。
劇中のスポンサー?アピールには辟易。
2時間あるかないかの物語なのに、ヤフー知恵袋を2回も見せられた。前作の登場人物やバーニラバニラも興をそぐ。
ただ一言だけ。
雨上がりの東京をヒロインに会いに、ひたすら線路を走る主人公の姿には胸を打たれました。
期待し過ぎたかな
「君の名は」と比べてしまうと期待外れに終わる。君の名はのように「あー!そういうことかー!」とストーリーの中に意外な時間のズレがあって、2回目を観ようと思わせたが、天気の子は、なんの驚きもなく分かりやすいストーリー(面白みのないストーリー)で「えっ?」という感じで終わってしまった、、、仮にそういうストーリーが組み込まれていたとしても、分かりづらくまた観ようという気にはなれない。ネットではいろいろ推測されていたが(実はケイスケの嫁も晴れ女だったなど)、この内容で「なるほどねー」という気にはなれなく、はっきり言ってつまらなかった。(子供たちは面白かったと言っていたが、、、、) 子供向けの恋愛アニメという評価で問題ないと思う。
君の名は。が苦手な人にはキツイかも
決してつまらないとは言い切れない。日本人が好きそうな色んな要素が詰め込まれてて、この映画がヒットしてることに何も不思議には思わない。ただ僕はものすごい量食べたのに空腹みたいな感覚になった。
演出面では「なるほどなぁ」ってなる所はあった。雪降る中に「つめた〜い」しかない自販機とか、「あなた、泣いてますよ」の所とかそういう演出は面白かった。
ストーリーが、「君の名は。」の枠だけもらって違う物はめ込みましたみたいで、またこのパターンかぁってなってしまった。しかも物事が起きるまでペース遅いなぁって思ってしまった。人物描写もまあよくある感じだし、何が次に起こるかも大体予想できる所謂テンプレ的な展開だからちょっと退屈だった。
田舎の男の子が上京してギャップに苦しむ、そして女の子と出会い〜…そんな筋書きは腐る程存在しているのに、そこを今更描いてしかもそのパートが意外と長い。全てが既視感で映画前半は何か付け焼き刃感。ただ後半、起承転結でいう「転」以降は割とスリリングだし、個人的に「君の名は。」よりかは楽しかったかも…
「映像は綺麗」と常套句の様に言われてるけど、普通の風景をカラフルにしただけに見えた。構図とかモチーフは普通すぎて、僕は綺麗とは思わなかった。「なんとも無い日常が良いんだ〜」みたいな歌聴く人には好きなんだと思う。けど僕は観た事ないものを観たかった。
音楽は「君の名は。」みたいな2時間のRADWIMPSのPV化は薄れてて、前回より物語に集中できたと思う。RADの歌が(僕の記憶だと)劇中でPVみたいな感じで二回入るけど二回ともテンションと始まり方の演出が一緒で笑ってしまった。しかも「君の名は。」でも同じ演出あったし、そろそろこのパターンから脱出してほしい。
猫に表情があるとか、ちょっとエロティックな演出とか、何かあったらとにかく叫ぶ登場人物とか、中学生が描く漫画みたいなベタな描写と展開多くて、こっちが恥ずかしくなって思わずスクリーンから目を逸らしてしまった。けどこういうのがウケるんだろうな…と。
週末パンケーキ食べ行って、フィルムカメラ首からぶら下げて、インスタに“花火をバックにそれを見てる友達数人の後ろ姿”みたいの載っけて、#忘れられない夏 #かけがいのない友 とかいうハッシュタグ付けてる人が多分好きな映画なんじゃないかな。
鑑賞記録
8月9日鑑賞。
◯テンポのいい話運び。2時間越えの作品とは思えないほど、体感時間としてはあっという間でした。思春期少年の大好きなほんのりエッチな描写も前作より増し増しで良かったです←
◯まさか三十路になってここまでどストレートの「セカイ系」にお目にかかるとは!『最終兵器彼女』とか好きだったなぁ。多分あの時代に本作を観てたら刺さり具合も違ったんだろうな。
ラスト、帆高くんが下す決断とその結果としての世界の描写は「おお…ここまでやってくれたか」と思わず感心。世界の秩序よりも、目の前のキミ。何億人の他者よりも、たった1人しかいない君。平成の世に芽吹いたセカイ系は令和でも無事に咲き続けております^_^
◯主人公たち「子ども」を取り巻く過酷な環境も、現実性の有無はさておき、今の世の中らしさを感じさせるものでした(日本における子どもの貧困の割合は先進国の中でも高い部類)。だからこそ、帆高と陽菜、凪たちが築く家族関係が尊く、「これ以上足したり引いたりしないでほしい」という気持ちにもさせられるんですよね。応援したくなる主人公たちでした。
国家レベルの公人が個人主義を堂々と口にし、行動に移すということで加速度的に狂っている世界情勢。帆高くんの決断に「なんて迷惑な…」と感じてしまったりもしたのですが、同時に、理不尽さに対して「僕は嫌だ!」と叫べることを羨ましくも思ったりもしました。そんな若さやアオさを失うことが大人になることなのかなとも思いました。
綺麗な物語にはない歪で純粋な美しさ
ふとレビューを見ると大人になった方々の低評価が目につき、子供の私も感じたことを書こうと思う。
帆高は殴られたら発砲するくらい向こう見ずな少年である。そんな穂高の物語なので天界の秘密や家出の理由なんてさして重要ではないのだ。(陽菜の首飾りや帆高や須賀の指輪など物語を理解するのヒントとなる描写はある程度あるが)説明されていない点は物語にスキを生み出し、そこに違和感を覚える人が多いようだと低評価レビューを見て感じた。
二回目の発砲は社会との後戻りのできない対決を表す決定的なポイントだったと感じた。対決とはいっても正義は社会(警察)にあるわけだが。
穂高の行動は陽菜を救うために様々な無茶をする。当然、穂高の行動は常識的な目線から見ると犯罪行為が多く、陽菜を救う以外の理由で彼の犯罪行為が正当化されなかったのは非常に良かった。帆高はあくまでも間違った行いをしている。
世の物語は大概、正しい行いは正しい結末に終わる。しかし世の中はそんなに甘くはなくどれだけ努力をしても報われないなんてことはざらにある。どちらかを選びどちらかを捨てなければならない時、世界を敵に回してでも守りたいものがあるのはシンプルながらも心揺さぶられるものがある。
そもそも世界はそれほど大切なものなのか。最後の須賀の発言にあるように、社会に起こる不合理はしょうがないで片づけられてしまう。無意識のうちに我々は誰かの悲劇をしょうがなかったこととしてスルーしてはいないだろうか。世のために犠牲になることは今の日本では当たり前の風潮であって現代の息苦しさに繋がってはいないか。
東京は物やサービスに溢れる現代の豊かさの象徴である。しかし帆高も陽菜も貧困を極め豊かさを甘受しているとは言えない。今の日本は努力をしても報われない社会に徐々になりつつあるが、それは帆高や陽菜のような若い世代のせいではない。それでも社会のために若者に犠牲を強いるのは当たり前で正しいことなのか。帆高の行動を理解できなかった人たちに問いたい。
最後に流れる「大丈夫」は間違った選択の先にある不安と、間違った選択をしてでも好きな女性を救った自信が共に存在するあのラストの場面に非常にマッチしていたし、不穏で不安定な未来を感ぜられて最高のラストだったと思う。
水の表現の集大成
「言の葉の庭」で完成した、水の表現の集大成と言える作品だと思いました。
雨水の一つ一つの動きが、細かく描写されていた点が、スゴイ!と感じました。
最近、新海作品の風景を真似たような作品が多いですが、新海作品の風景はカラフルなので、観てて楽しいですね。
ピンク色が多く感じてしまうのは、「秒速」の影響かな?
大ヒットした「君の名は」と、つい比べてしまいがちですが、「天気の子」の方は落ち着いたストーリー展開になっているので、じっくりと鑑賞出来ますよ。
しかし新海監督もすっかりメジャーになってしまいましたね。
個人的には、「秒速」や「言の葉」のような、実験的な感じの作品をまた作って欲しいです。
あ、音楽は天門さんを起用して下さいね。
また観たい!
君の名はよりは良かったかな
新海誠監督の映画はなんだかんだ全部見てきましたが、
私とはどうしてもストーリーの価値観?が合わないみたいです。
なら見なければいいのにと思うんだけど、映像と音楽はいつも素晴らしいと思います。
今回も、ぶっちゃけ色々勿体ない作品だと思う。
設定が雑だし、君の名はを狙ってるのか名前を何度も言いながら走るシーンや、RADの音楽を流しながらセリフをなくして日常の早送り映像。
あれは監督の好みのやり方なのか、なんかあれをやられると内容が薄っぺらく思えてしまう。
そして、君の名はが売れたからなのか前作の瀧くん光葉ちゃん達を出していかにもまた君の名を見てもう一回劇場に来てね的な感じ。
ファンの人は嬉しいかもしれないけど、そんなにストーリーに関係ないなら出さなくていいと思った。
そしてなによりも気にいらないのが、ジブリ要素をパクって作品を作ってしまうところ。
過去の「星追う子ども」の時も思ったけど、ジブリネタをとにかく詰め込んでしまったような作品。
今回も、崖の上のポニョともののけ姫の呪われた腕とデイダラボッチのシーンとラピュタを混ぜたような話。
なんか本当に新海誠の考えは映画に含まれてるのかな?
絵と演出の才能はあるけどストーリーはもう少し考えながら頑張ってほしい。
何様だこの人は笑
と思った方すみません。
あまり得意な監督作品ではないけれども
これからも作品は見ていきます!
映像美と音楽
映像は奇麗で音楽も相変わらずがんがんかかって「あれ、MV?」みたいなくらい音楽が目立つシーンが多々。
肝心の登場人物には誰一人思い入れできず。
監督もインタビューで答えてましたがラストの賛否に関しては
私は完全に否。。。
青臭い男女のやりとりや「俺たちさえ幸せならいい!」的な思考が
論理的な思考が強い自分にはあまりフィットしなく。。
それなりに楽しめるも
ラストの叫びや物語の転がり方が「。。。なんか気持ち悪い」という
感情がとめどなく。。。
二人の選択肢はアニメだからいいんですが、
リアリストな私にはとっても独善的な考えに映り、しかもラスト救いなし。
あと登場する大人たちにも誰一人感情移入できず。
お兄さんは一体何がしたいの?保身に走るかと思いきや
クライマックスで「いけー!」とか叫ぶのが気持ち悪い。
主体性を感じない。
いけー!と叫ぶくらいなら最初から応援してあげるべきじゃないの?
と。。結果逮捕されてるし。。
とにかくすべてはアニメで創作物なので全然何でもありなのですが。
なんか気持ち悪い、と感じてしまった。。
今回は男主人公よりの目線の映画で、 前作よりも感情移入して、映画を...
新海誠らしい作品
主人公は田舎から家出してきた少年。
そして出会う2つ年上の少女。
家出少年は慣れぬ東京で出会いを重ねながら、大人になっていきます。
そして、彼女が100%の晴れ女である、必ず晴れに出来る少女であることを知る所から、話は変わって行くのですが。
本作品で印象に残ったのは、雨の描写。
新海さんの以前の作品でもそうでしたが、雨の書き方が綺麗です。
天災が二人の仲に深く関わってくる点は、前作同様。ただ、前作と違い災害を避けるためではなく、皆のため災害を避けるのか、多くを犠牲にしても、彼女一人を選ぶかを選択することになります。
結局二人の選択の結果、東京は大変な事になるのですが。
ベストキャラはヒロイン「ひな」
主人公の上司「けいすけ」
ヒロインの弟「ナギ」
こんなとこでしょうか。
しかし、前作の登場キャラ多かったですね。
さり気なく前作ヒロインの妹の四つ葉も出ていたそうな。知らんかったです。
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