「あっぱれ!タクシー運転手」メッセージマン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
あっぱれ!タクシー運転手
凄腕の元殺し屋ライアン(ポール・オブライエン)。引退する決意をしていたのに、極悪非道な海賊軍団のやり口を見ていて我慢ならなくなった。しかも、知り合ったドーニという少年と妹、その母親の貧乏ながらも暖かな家族愛を壊されそうとしたからだ。
相手の大ボスは、ライアンがかつて彼の両親を殺したという経緯もあって、復讐心に燃える大悪党。建設会社でビルを建てようとしているのだが、従業員が給料を上げてくれと訴えてきているのに「賃金を半分にしろ!」という非道さ。完全売り手市場、就職難の世を利用して、辞めた後に泣きついてきたら「そこから25%上げろ」と指示を出す。こりゃもう、労働者の立場からしても許せない!!!
そんな悪党たちをジョン・ウィック並みに軽ーく蹴散らしていくのだが、タクシー運転手の使い方とか、瞬時に派遣スナイパーを雇うところが新しい。アメリカドル札をチンピラに与えていって、それが爆弾になるという恐ろしい技も・・・。メッセージマンというニックネームだけはダサいと感じたが、他はなかなか良かった。
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