コントロール 洗脳殺人のレビュー・感想・評価
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退屈な前半
訳のわからない展開とカット割りが見ていて辛く、話の筋が掴みにくい。後半は少し見応えも出てくるが時既に遅し。殆どの鑑賞者は離脱していることだろう。映画の価値向上のために出ているかの様なジョン・キューザックのおかげで、まだ救われている。
バーノンはどうなった?
みんな右手で首の左側を掻いているんだけど、これが謎の組織なのかどうなのかがハッキリしない。自殺する映像はちょっとドキッとしたし、見たこともない郊外の風景(どこかの大学かな?)がとても綺麗。フォスターの「夢路より(Beautiful Dreamer)も印象に残る。
後で考えると、サブリミナルについての講釈もあるけど、映画やテレビ以外にもハイテク技術があるんだよということを犯人側が教えてくれている。悪夢を見たり、フラッシュバックを経験したりと、幼き息子を亡くして以降精神病に悩まされていた主人公の画家ローレン。薬の影響だとばかり思いこんでいたが、それが仕組まれたものだと謎の男バーノン(ジョン・キューザック)が教えてくれるのだが、観ている側とすれば、彼もまた妄想の一人なんじゃないかと疑ってしまい、結局は妄想なのかCIA(のような組織)による陰謀なのか?という一点でストーリーが進む。
クライマックスでも女の子アリーを殺すという命令がサブリミナルで刷り込まれていたのだが、それを何とか克服して巨大組織に立ち向かうというストーリーだ。しかし、夫も何らかの指示を与えられてるのではないかという疑念も簡単に崩されてしまうし、最終的な目的地もどうやってわかったのかという疑問も残り、さらにバーノンの墓前に花を添えるシーンによって彼もまた死んだのだとわかるのですが、いつ死んだのか、または亡霊だったのか?という謎も残ってしまう。最近のジョン・キューザックも悪役が多いからなぁ・・・結局は謎ばかり・・・
最新鋭の高級マンション
主人公(クリスティナ・リッチ)は息子を事故で亡くし、精神的に不安定になっていた。 見かねた夫が環境を変えるため、最新鋭の高級マンションに引っ越す。 主人公は落ち着いてきたのだが、その後幻覚に悩まされることに。 そんな陰謀があったのか?
3回目、自分のレビュー発見した、名無しのレビューは私だけなのか、なぜだ、あと817あるぞ
サブリミナル履き違えてるのかな? 変な映像を高速でスライドさせて、延々と見せられて気持ち悪いわ! こんなので洗脳されるか? 気分わるいわ。 共用のところのいたるところの防犯カメラをみんなが観れるのが、良いのか、住みたいか。 双極性障害の意味も履き違えてるし。 体調崩させるための映像か? もはや映画ではないわ! 映倫に通報ものですよ!
夢路より
未体験ゾーンの映画たち2019の作品群の中の一作。
作曲家スティーブン・フォスター最後の歌曲で、死の数日前に作曲されたとwiki調べなのだが、そう聞くと又この曲も暗示しているキーワードなのであろう。
アメリカのネット専門チャンネルにかかるような内容の作品である。陰謀論とサブリミナル効果、フラッシュ映像、スタイリッシュと不気味さをブレンドした“今風”の演出を施しているが、話の内容は70年代によくある型である。
展開の転がり型も意外性がないし、残念だが興味は引かれなかった。
Beautiful Dreamer
息子を亡くし双極性障害を患う嫁が悪夢に魘されることから、夫婦で郊外の高級ハイテクマンションに引っ越したが、寝ても覚めても幻視幻聴に悩まされる様になる話。 …というあらすじのサスペンスだけど、邦題がネタバレだし精神疾患と息子の件はなかなか語らずで妄想なのか現実なのかと迷わせて貰えず、サブリミナルネタにまっしぐら。 じゃあ何の為に?どんな力が働いている?となるけれど、その辺は察しがついてしまうし大した恐ろしさもなく盛り上がりね欠けた。
「未体験ゾーンの映画たち2019」上映作品。
この作品は、すでにアメリカではネット配信されていて、日本では、2019年2月に公開予定の作品になっている。
昔は、精神分裂病として言われたものが、今では双極性障害として名前を変えた精神障害の一種を抱えている女性画家ローレン、何時からか悪夢を見たり、幻覚や幻聴が出始める。彼女の描く絵やひとつづつのアイテムがいちいち恐怖を与える小道具となっているし、話の途中でフラッシュバックのような連続的で衝撃的な音楽とともに映像が続いてながれる。
ある視聴者のコメント「 低品質、低予算、非現実的で安価なスクリプト。残念ながら楽しめなかった。時間の無駄。」この方の意見はあながち無視はできない。またアメリカの新聞紙Los Angeles Timesの記者がこう述べている。「リッチは、もっともらしく怖がっていたが、この映画は彼女の演技と同じように怖いものではない。」あまりいい意見は聞けない映画であることは間違いのないもののようである。
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