「戦闘三昧」バトル・ドローン odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
戦闘三昧
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CIAの下請けで暗殺、誘拐など汚い仕事を請け負う劣化版の特攻野郎Aチームのような傭兵集団、まんまと嵌められて戦闘ロボットの性能評価の餌食にさせられてしまう、戦闘の舞台は何故かチェルノブイリ、廃墟の中での死闘が繰り広げられる。
終始、ドンパチのバトルもので余計なロマンスやヒューマンドラマを持ち込まない徹底した硬派路線、今風に遠隔操縦だからドローンとしたのだろうがハイテクとも言い難い無骨なロボットで空を飛ぶ訳ではない、装甲が強いので並みの火器では歯が立たないからかなり手こずる。遠隔操縦のハンデなのか接近戦ではドン臭いところはご愛嬌、シロウという兵士は武術の達人、日本人ではないがオマージュなのだろう。女性陣もよくあるお色気担当ではなく立派な兵士、劣化ウラン弾を携行する女スナイパーという設定も痺れます。
仲間は傷は負うもののそこそこ生き残るから湿っぽさもなく痛快、野蛮な映画なので褒めはしませんがアクション・エンターテインメントとしては王道の部類でしょう。
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