「スローの多用はチープさを助長する?」バトル・ドローン しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
スローの多用はチープさを助長する?
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Amazonプライム・ビデオで鑑賞。
会社の同僚に薦められて観ましたが…。
う~む、正直おもんなかった(笑)
まず主演俳優が、シリアスな雰囲気のシーンでは小声にならないといけない、と思い込んでいる感じが気に入りませんでした。シリアスは、声だけでなく、表情や仕草などで表現するものではないのかしら? ―って、素人なのであんまり偉そうなことは言えないけれども、ネイティブでもセリフを聞き取れないのでは? ―と思いたくなるような声量でした(笑)
アクションシーンも今ひとつ…。やたらとスローモーションをかまして来ましたが、「ここいる!?」と疑問を挟みたくなるほど、多用し過ぎの感がありました。中にはカッコいい場面もあったけど、全体的に見るとマイナス面が目立ちました…。
CGのしょぼさは脇に置いとくとしても、ロボット兵士のバトルスタイルがなんだかなぁ~という感じでした。ただ撃ちまくってるだけで、これじゃあ単なる自立歩行する砲台みたいなもん。近接戦闘用の剣も装備していましたが、あまり使っていなかった印象…。では人型である意味とは…???(笑) 軍部は別なところに予算使った方がよろしゅうおまっせ(笑)
もともと低予算な作品なのに、それを誤魔化そうと尽くしたあらゆる手段が、全て裏目に出てしまっているなぁ、と思いました。顕著なのはやっぱり、スローモーションの多用、これに尽きるのではないかと? やり過ぎるとチープさを助長してしまうんだなぁ~。良い教訓であります(笑)
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