劇場公開日 2019年1月18日

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ゼイカム 到来のレビュー・感想・評価

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2.0密室

2019年11月10日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

インド人の彼女を実家に連れて行ったが、父親が差別主義者で気まずくなる。
家を出ようとしたが、得体のしれない物体に閉じ込められていた。
途方に暮れていたが、テレビに指示が映し出され・・・。
父親が悪役なんて。

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いやよセブン

3.0不気味な人狼ゲーム?

2019年11月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 アンジー、アンジェロ、どれも違う!インド系なんだからアンジって呼んでよ。と、他の家族からは冷たい視線が突き刺さる。だけど、彼女は医師なんだから最も頭が冴えている。そして、敬虔なクリスチャンの家族ということが後々響いてくるのだ。

 じいちゃんはほぼ認知症なのだが、それを考えれば許せる暴言の数々。しかし、その息子である父親が一家の長であると目覚めていき、「私を崇めよ」と徐々に独裁者の様相を呈していくのだ。金属のような不気味な物体に家全体を覆われて、テレビからは次々と指令が伝えられ、「これは政府の命令だ」として完全に陶酔しきっている父親。ニュースでもテロ映像が流れたことにより、移民のアンジを過激派のスパイだとしか見ていない愚かさを発揮する。お前はドナルド・トランプか!?

 こっそり長女ケイトの旦那であるスコットを呼びつけ、「俺の手下になれ」と従わせるところなんて、やっぱり人狼ゲーム風。じいちゃんが死んで、感染者を一人隔離しなければならないとか、理不尽な命令ばかりを真に受けてしまうオヤジ。壁に指を切断されながらも、妊婦でもあるケイトを気遣い、徐々にオヤジのことが信じられなくなるスコットだったが、毒ガスが放出されてからはアンジをも助けようと目が覚める。

 家族間の信頼関係は脆くも崩れ去っていく様子がシニカルであり、結局は自分が一番かわいいというか、威厳だけは保ちたいというおバカな政治家風のオヤジが面白い。でも肉親だから、ある程度は言うことを聞かなきゃならない辛さ。終盤になってからは人間心理ドラマからSFアクションへと変わっていくのが定番なのか、そんなもの要らね~と感じてしまいました。

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kossy

1.5スケルチャー

2019年1月19日
Androidアプリから投稿

クリスマスにインド系の彼女を連れて数年ぶりに実家を訪れた主人公と家族の家が謎の物体に覆われて閉じ込められる話。

超保守的で信仰心が強く移民を毛嫌いする一家。

親父も姉ちゃんも姉ちゃんもその旦那もアホ過ぎでテレビに表示されるメッセージには疑問を抱かず、お約束の人の話を頑なに聞かないという手法で決まったストーリーを突っ走るヤツ。

傲慢か洗脳か思想が頑な過ぎて最早クリスチャンとか信仰心とかをディスってますか?という程。

結局何だか良く判らないし悪魔なのかエイリアンなのか知らないが、苦笑もののこぢんまりとしたパニックホラーという感じ。

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Bacchus

3.0久々にBoxing Dayという言葉を聞いた。

2019年1月2日
PCから投稿

この作品は、突如として家族がクリスマスの日に逃れられない状況に追い込まれてしまう。それを描いたソリッド・シチュエーション・Sci-Fi・ホラー映画として成立している。
家の中だけという設定にどこまで視聴者に退屈せずに見せるのかとおもってみていたが、訳の分からない指示とも命令ともとれるものに家族全員が翻弄される様を見事に描いていたのだが、このミステリアスなシナリオの終わり方がとても苦労するだろうと思っていると後残り10分のところでテイストが180度変わり、個人的にはついていけない代物となってしまっている。この映画は、評論家よりも一般の視聴者からの支持がかなり低い理由がわかるような気がする。
2019年1月より開催の<未体験ゾーンの映画たち2019>にて上映する中でも数本見たが、この映画が一番ましに思えた。近年のイギリスSci-Fi映画の中でぴか一かもしれない。ただしラストシーンを除けばの話だが.......?

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Naaki