「モンハンである必要性が一切無く、異世界転移物の利点をすべて潰した作品…。」モンスターハンター Nao Naoさんの映画レビュー(感想・評価)
モンハンである必要性が一切無く、異世界転移物の利点をすべて潰した作品…。
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戦闘シーンやCGなど映像シーンは非常に良かったのですが…。
問題は、異世界転移していると言うのに、調査隊メンバーは現地住民と文化交流も出来ずに死ぬし、映画ではモンスターは完全な敵と表現されていて、モンスターハンターの自然との共存と共栄、を潰し、更に装備は自分で狩って作らず船から回収し、やっと倒したディアブロスも削ぎ取りをしない徹底ぶり…。
更に主人公のアルテミスもモンハン武器はあくまで予備で、使える時は現代兵器で戦うので意味が無い。
通常なら、通常兵器でモンスターを倒して転移し、弾切れでモンハン人に救われ、現地の武器で調査隊に協力し、モンスター=敵として乱獲する主人公側と現地民との間で対立を起こして文化交流…、難易度の高い大型モンスターを狩って狩猟の印に自分の装備に加工する…最終的には現地民と協力し、ラスボスの古龍と戦う…。
そんな流れを期待していた私としては最悪な作品になりました。
結局、敵にモンハンのモンスターを入れたかっただけな、ただの怪獣映画です。
見る人は十分にお気をつけて下さい…。
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