「令和のスカイライン。」モンスターハンター 侍味さんの映画レビュー(感想・評価)
令和のスカイライン。
つい先日、かの伝説の映画「スカイライン」の最新作、「スカイライン3(原題skylineS)」を観た。
スカイラインの1作目は洋画にありがちな便乗当て馬(どころか一部CGは流用疑惑)で話題になったものの、派手な予告編と裏腹に結局何が起きてるのかさっぱり分からないままスパッと良いところで終わった。
今、モンスターハンター映画版を観た直後の感想があの時のそれと全く同じである。
今回の、モンスターハンター、映画化にあたり監督と主演を聞いて頭を抱え、現代兵器が出ると聞いて天を仰ぎ、公開された予告編を観て少し正気を取り戻したものの、上映終了後に放心状態となり、とぼとぼと駅にたどり着き、電車に乗った。
うっかり4DXで観ちゃった事も影響しているのだろうが、終始何が怒っているのか訳わからないし、音楽も何が盛り上がってるのかさっぱり分からない。
前半のトニージャーとの殴り合いのシーンは全く不要だったのではないか?
それよりも、もっと僕達のロンパールマンを出そうよ!
新旧ヘルボーイの主要役者が集うのは個人的に胸熱だったものの、全く心に残らない残念な映画だった。
当時、インディペンデンスデイで知名度が良くてゴジラを撮らせた二の舞が今回の作品なのではないだろうか…
このままひっそりと上映も終わり、来月のゴジラVSガッツ石松で記憶から消えてしまうのだろう。
幸い家には、先日発売されたSwitch版モンハンライズがあるので、それで可愛いニャンコ達に癒されよう…
p.s. 職場で干されて席が無かったのですが、4/1付でデスクが復活しました(喜)