「楽しすぎてニヤニヤしてしまう」モンスターハンター nonoさんの映画レビュー(感想・評価)
楽しすぎてニヤニヤしてしまう
ずーっと楽しみにしていました!
ゲームは少しやったことある程度です(飛龍がどうしても倒せなかった笑)
けれどあの世界観やモンスターが見られるということ、主演はミラ・ジョボビッチ、監督はポール・アンダーソン、絶対おもろいやん!ということで満を持して観てきました。
とりあえず、タイトルにある通り、楽しくて楽しくてニヤニヤが止まらなかったです。
次から次へと遅いかかってくるモンスターたちと荒廃した世界、ミラとトニー・ジャーが闘う様子の格好良さ、徐々に築かれてくるハンター同士の絆、仲間の無慈悲な死に方、、、。
最初ストーリーの設定が解禁された時、現代からモンハンの世界に迷い込んでしまうワープものというのがしっくりこなかったのですが、むしろそれが良かったです!
最初の国連軍としての仲間同士のやり取りや、ワープ後の混乱、不安、そして初めてモンスターと相見えた時の衝撃と緊張、絶望、それらがキャラクターを通じて伝わり、ゲームをしたことがあるないに関わらず、映画の導入としてスッと入り込むことができたと思う。
ゲームの実写化ということでドンチャンやる感じかなと思っていましたが(まぁドンチャンはしてるけれど笑)、意外にもしっかり真摯にストーリーの組み立てがなされ、映像化をしている印象を受けて、それも良かった。
最後の現代世界にやってきたリオレウスを追って、ハンターらが時空を超えてやってきてミラと共闘したのも熱かった。。!好きな終わり方でした。
一点、個人的に思ったのは、現代の軍の仲間たちは何人かは生き残って、ミラと共にあの世界を体感して戦ったほうがより面白かったんじゃないかなと感じました。
ハンターと言葉が通じないので、中盤はずっと会話的なものが無くて、身振り手振り表情で意思疎通はするし映像は変わらず壮大なものの、ちょっと飽きてしまった。
もっと軽口を含めた会話劇も楽しみたかったかな。
とにかくミラのアクションはやっぱり格好いいし、何よりエンタメとしての楽しさがある気がする!
無理かもだけど、続編も観たいなーーー