「久々の洋画大作❣」モンスターハンター bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
久々の洋画大作❣
コロナ禍で、洋画が次々と公開延期される中で、久々の洋画大作。主演もバイオハザード・シリーズで、一級のアクション女優として定着した、ミラ・ジョヴォヴィッチということで、迫力あるアクションシーンを楽しみにしていた一作。
カプコンの人気ゲームソシリーズの実写化ということで、CGやVFXを駆使した、モンスターとの格闘映像も満載。ハリウッド大作を渇望していた映画ファンにとっては、この時期に、公開をしてくれたことに、感謝せずにはいられない。それだけで、☆☆☆☆である。
ゲーム内容は知らないので、本作の設定がゲームにどれだけ忠実であるのかはわからないが、正直、ストーリー展開としては、それほどの驚きや感動を生むことはなく、作りもやや雑な感じはした。最初の砂嵐からいきなり、『新しい世界』への入り口が開く場面や、最後の現世に戻る場面も、やや短絡的な作りで、いきなりそうなるかと思ってしまう。
そして、大ケガして、死んだと思われたアルテミスが、すぐに復活して、モンスター相手に戦うシーンでは、もうピンピンしているというのは、さすがゲーム感覚。何度死んでも蘇る「ライフ」を持ち合わせているのかな(笑)
また、先日鑑賞した『ブレイブ』にも出演していた、山崎鉱菜がハンター役で出演していたのは、日本人として一つ嬉しい発見だった。
細かいことを言えば突っ込みどころはたくさんあったが、とりあえず、アクション洋画大作が映画館で鑑賞できたことに、満足感を覚える一作だ。そして、続編への余韻を残してエンドロールを迎え、今後バイオハザード・シリーズの様に、ミラの新しい作品として、シリーズ化されていくのだろう。