「どう受け取るかは鑑賞した人次第ということか」HELLO WORLD mrkc7さんの映画レビュー(感想・評価)
どう受け取るかは鑑賞した人次第ということか
いくつかの次元が存在するこの作品。その中にいわゆる現実が含まれているのかもわからない。記録されたデータが感情を持ち、別次元から来た自分と関連する。
終盤にかかるまではスムーズに感情移入出来た。
が、問題はラストシーンにかかる辺りからだ。どの次元の主人公なのかハッキリしない。一見、ハッピーエンディングに見えるが、実はバッドエンディングなのでは?とも考えられる。
シンプルな構成で結論を示さずあとは鑑賞した人に任せるというのは好きな構成で良い作品だと思う。が、わざわざ複雑にされると、ある程度方向を絞ってもらいたい。それをせずに任せるのはどうなんだろうか?
そういう意味で私にとってラストシーンは不要であった。
あと、これって人類補完計画なのでは?「彼女の笑顔が見たい」って碇ゲンドウの発想と同じでは。
最後に私にとっては京都が邪魔だった。知ってる場所である事が邪魔をした。宇治川花火大会、復活したら落雷があるのか。。。
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