「世界観を理解した上で観ないと、そして観ながら考え始めると置いてきぼりかもです。」HELLO WORLD もりのいぶきさんの映画レビュー(感想・評価)
世界観を理解した上で観ないと、そして観ながら考え始めると置いてきぼりかもです。
予告編で観たワンシーン(橋の上の落雷)が印象的で、本編が気になったので鑑賞したのですが、途中から頭が追い付いて行かなくなりました。
えーっと。
記憶を振り返ると。。
(以下、力一杯ネタバレですのでご注意くださいませ)
・少年直美は、一行瑠璃ちゃんが気になるらしい。
・大人ナオミが現れた。
・大人ナオミは少年直美に、一行瑠璃さんを事故から救えという。
・少年直美は、大人ナオミに導かれ、不思議な力を身につけた。
・学校のイベントなどを通して二人の仲は急接近。
・事故が起こる日、何とか事故を回避できた。
・と喜んでいたら、大人ナオミに一行瑠璃ちゃんがさらわれた。大変。
で、ここまでの展開は追いつけてました。
・一行瑠璃ちゃんを救う決心をし、異世界に飛び込む少年直美くん。
・一方、さらった一行瑠璃ちゃんを使って未来の一行瑠璃ちゃんを蘇らせようとする大人ナオミ。
・目を覚ます未来の一行瑠璃ちゃん。
・大人ナオミに向かって「あなたは直美くんではないわ」。がーん
このあたりまでは結構ワクワクして観てた気がするのですが、その後
・あれ?
・あれれ?
・どういう展開になったのでしたっけ
…
このあたりからもう、話が分からなくなってます。
そして記憶にあるのが、多分最後の場面。
・一行瑠璃ちゃんを取り戻す少年直美。
・ベットで目覚める大人ナオミ。
・脇には涙を浮かべる大人一行瑠璃(!)。
・大人ナオミに抱きつき「目が覚めてよかった」。
・場所は月。遠くに浮かぶ地球。
…
おーい。
何かこのラストにつながる、大事な伏線を見落としたのでしょうか?
とか考えながらエンディングを観ていて、少しの時間寝てしまってました。
エンディングで寝たのは初めてです。。
映画を観た後で、公式サイトの情報も観ましたが、ストーリー展開の「?」は解決しませんでした。(当たり前ですね)
これから、他の方のレビューにヒントがあるか見て回ろうと思っています。
キャラデザに一癖あるなと思っていたら「けいおん」の方でしたか。
妙に納得しました。
映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
なめろうなめこさん
コメントありがとうございます。
①の世界の科学者(?)が②の仮想世界を造った。
ならば
③の仮想世界を造った(産み出した)のは②世界の誰?
などとまた、あれこれと考えてしまいます。
そういう事が楽しい人には向いている作品なのかと。
私は直ぐにアタマが煮えてしまうので。。。
世界が三つあります。
①現実と思われる世界
②現実の世界において作られた仮想世界
③その仮想世界において作られた仮想世界。
物語は主に③で展開する。
一行さんを先生が連れ去っていったのが②の世界。
最後研究者の一行さんが脳死状態を治して先生を復活させたのが①の世界。
世界が三つあります。
①現実と思われる世界
②現実の世界において作られた仮想世界
③その仮想世界において作られた仮想世界。
物語は主に③で展開する。
一行さんを先生が連れ去っていったのが②の世界。
最後研究者の一行さんが脳死状態を治して先生を復活させたのが①の世界。
そう考えるとスッキリすると思います。
ただこの作品的には①の世界すらもバーチャルかもしれないと言いたいのかなも思います。今我々が生きているこの世界は本当に現実なのでしょうか...。なんてな。
いんでおさん
コメントありがとうございます。
少年直美と少女一行瑠璃。
この二人がどうなってしまったのかが分からなくて、あのエンディングは果たしてハッピーエンドなのか理解に苦しんでいたのですが
「少年直美と少女一行瑠璃」の10年後は、「月面の二人につながっている」
ということなのでしょうか。
ならば、あの終わり方でも納得できる気がします。
ナオミが犯したルール違反と直美の存在を補正しようとしてた奴らが何故か街中にまで溢れ出します。直美が来れた事、奴らが溢れ出たことでここも現実じゃないと分かります。そして自己犠牲の精神を取り戻し、元の良いヤツになったナオミは意識を月に引っ張られてハッピーエンド。かな?