「たとえそれが現実じゃないとしても。たとえそれが俺のものじゃないとしても。」HELLO WORLD 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
たとえそれが現実じゃないとしても。たとえそれが俺のものじゃないとしても。
時間軸を交差させる話としては、舞台を京都にすることで、中世の景色建物も混在してきて、なおさらに時間がシャッフルされる感覚が湧いていくる。狙いが上手い。
純粋な愛情をただ貫きたいだけの2人のナオミ。愛した一人の女性のために現実社会を歪めてもいいのか?と思うが、そうさいいんだよ、って答えを返されそうなほどの一途さだった。終盤、ありきたりのハッピーエンドの終着点の予想がつかず、ああそうかそうなるか、、と受け止めた瞬間に、この人も同じ思いだったのか!のラストパンチ。いいね。
だけど、やはり京都なんだから、標準語ってどうよ?それだけで随分と減点。
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