「☆☆☆★★★ 一行さん!おじさん観てやりましたぜ! 原作読了済み。...」HELLO WORLD 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)
☆☆☆★★★ 一行さん!おじさん観てやりましたぜ! 原作読了済み。...
☆☆☆★★★
一行さん!おじさん観てやりましたぜ!
原作読了済み。簡単に。
原作者自らの脚本なんですね。
原作を読んだ印象としては。ストーリー展開は分かり易いのだけれど、物質の変化であったり。記憶の改ざんであったり…と。難しい部分が多く、理解し難い内容でした。
特に、中盤やクライマックスで起こる狐面とのアクションシーン等は。何が起きているのか?が読んでいても、なかなかイメージし辛かったのが事実。
まあ、何にせよ。過去と現在の世界が同時に進行している(実際には『ターミネーター』の世界と同じなのでしょうが)様に見える為に。頭の中が混乱してしまうのは致し方ないのかもしれませんが。
それだけに。映像化された作品を観た時に、「あれ?結構分かり易いかも…」との感想を強く持った。
意外と、原作を読んでいる人よりも。なにも予習的な事をしていない人ほど、楽しめるのかも…と。
驚いたのは、とにかく極彩色が豊かだった事。
原作には色の指定が無かっただけに、映像化に於ける色のカラフルさは、まさにアニメならではの演出でしたねえ〜。
クライマックスの京都駅のアクションは。原作を読んでいて、全くイメージが湧かなかっただけに。「あゝ!こうゆうシーンだったのか?」…と(´-`)
とは言え…かなりやり過ぎているだけに。アニメーションに対して造詣が深い人ほど、様々なヒットアニメの要素が散りばめている様に感じてしまい。(アニメには疎いので、そう思えただけなんですが)批判も多そうな気はします( ˘ω˘ )
個人的には、元々の期待値が低かっただけに。意外と面白く感じた…とゆうのが、本音でしようか(-_-)
どうでもいい事だけど。原作の中で2000円で買った本が。ページを読み進めて行くと、いつの間にか1200円になっていたのには唖然としてしまった(💦)
また、一行さんと話すきっかけとなるバスでのハプニングも。原作を読んでいたら、いきなり「昨日はどうも…」のセリフで「あれ?いきなり1日過ぎてたのかい?」と。
そこは、映像化では何の問題もない場面にはなってはいたが…。
2019年9月23日 TOHOシネマズ上野/スクリーン7