「史上最高のアニメにようこそ」HELLO WORLD アサシンⅡさんの映画レビュー(感想・評価)
史上最高のアニメにようこそ
スケールは、君の名は、エバンゲリオン、アキラ、ガンダムなんかを全部足して、さらに向上させたようなものと、そういえば、どれだけ凄いか分かっていただけるでしょうか。
何より凄いのは、人物の心理、心の機微を、繊細かつ、丁寧に、これまでみたことのないような詳細な描かれ方をしているということ。
ストーリーは、常にはらはらどきどぎするだけでなく、大きなどんでん返しが3度あります。一つ目は大きな絶望、二度目はすさまじい高揚感、三度目は、マジカとの驚愕。
そして、主人公はへたれから、成長していきますが、究極の二択を迫られ、二つとも選択したり、別の道を新たに開拓したり、ヒーロー像が半端なく、斬新かつ大胆。
ラブストーリーも一歩的な情熱でなく、相互理解が凄すぎる、どんでん返しの伏線にもなりますが。
伏線も多くて複雑ですが、そのどれもが見事に回収されます。
京都の近未来が舞台ですが、堀川高校、府庁、宇治、伏見稲荷など、外形だけでなく内部も詳細に再現されています。
近未来なんで、そこで、凄い、アニメ史上類をみないバトルもあるのですが。
二転三転どころではなく、最後の舞台は、驚愕のあの世界へ。
とにかく観てください。凄い映画です。
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