「SFファンにご褒美があった」映画 ひつじのショーン UFOフィーバー! bionさんの映画レビュー(感想・評価)
SFファンにご褒美があった
ニック・パークのクレイアニメは、娘と見たウォレスとグルミット以来で、セリフがないことをすっかり忘れていた。上映前に字幕と吹き替えのどっちを予約したのかな? なんてアホなことを考えていた。
セリフなし(ジェスチャーと擬音と効果音と音楽だけ)でストーリが楽しめるなんて、クレイアニメの真骨頂だね。それに宇宙人のルーラはとてもキュートで可愛い。劇場内では、かわいい~😻って声が聞こえた。
これをCGでなくクレイ・アニメで作っている事自体が奇跡だが、そのかいあって温かみとユーモアあふれる映像になっている。しかも今回は、SFファンへのご褒美がいっぱいあってすごくよかった。
未知との遭遇やE・Tの有名なシーンへのオマージュ、盛り上がるところでの2001年宇宙の旅のテーマ曲、メン・イン・ブラックのパロディ、一番笑ったのが、秘密施設の電子キーの開け方が X Filesのテーマ曲を口ずさむこと。
このすばらしいクレイ・アニメをずっと作り続けていって欲しいな。
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