ソニック・ザ・ムービーのレビュー・感想・評価
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こういうのでいいんだよ
異星人と人間の友情物語
ベタベタだけど、だがそれがいい
ホント、単純に楽しめる
個人的にはもっと弾けても良かったんじゃないかなぁとは思うのです
キノコの星の端っこの方に亀みたいな動物が歩いてたりとか、どことなくドカンに見えるような緑色の木がはえてたりとか
あと、年配向け要素でクイーン使ってて、zz top 出したり飼い犬がオジーだったりするんだから、そっち方面もっと盛り込んでくれるとオジサンめっちゃうれしかったなぁ
まぁでもそんなのは話の本筋とは関係ないですね
2はアマプラでお金かかるんですね
しかたないからレンタルしようかなぁ
タイトルなし
あまり期待していなかったし、微妙なオープニングを観て「やっぱりね」って感じだったが、昔から有るような使い回しっぽいプロットのストーリーが安定感抜群で面白い。
続編が有りそうな終わり方だったので調べてみたら、とっくに上映されていて準新作ながらゲオで早速借りてきた。
本作はプライムビデオで観たのだが、次にお薦めされた作品が同作の吹替え版だった。
いい具合にソニックしている
音速のハリネズミことソニック・ザ・ヘッジホッグ。
これの実写映画化と言う事で、当初公開されたそれはそれは酷過ぎるCGに全世界から猛バッシングを受け急遽本編映像を作り直し、実写に耐えうるキャラクターに相成りました。
修正前のモデルに関しては興味があったら調べてみるといいかもしれません。もしあの状態で公開していたら評価は文句なしに0点だったでしょう。
いや、変わってくれて良かった……。
さて、モデルを一新するついでに内容が変わったかどうかまでは定かではありませんが、作中のソニックはゲームで見られる過剰なまでに自信家な面や傍若無人な様子はあまり見られず、生意気でありつつ孤独を嫌う、脆さの目立つキャラクターとして描かれる事になりました。
ここが従来のソニックを知るファンからは意見の分かれるところでしょう。
「キャラが違う」という意見は全くもってその通りだと私も思うのですが……しかし、実写化するにあたってはむしろこれで良かったのではないかとも思います。
おそらく、これはソニックを地球に存在させておくために必要な設定だったのでしょう。明らかに地地球の生態系に存在しないエイリアンであるソニックが、人間に受け入れられるための下地として。何物も恐れず我が道を突き進む自信の塊のようなゲーム版ソニックをそのままで実写映画に出現させると、一体全体ソニックはどのようにして人間と共存しているのか?という理由に苦慮する事になってしまう。今作をシリーズの第一作と捉えると“ソニックが人間と敵対していない”事の理由付けの為の導入作だったとも捉えられます。
そこを除けば、リングが妙な力を持っている事以外は大きく原作から改編されたような内容も無く、ハリウッドお得意の何だかんだメインキャラを差し置いて人間役者が活躍するという糞みたいなハリウッド節も控えめで(トランスフォーマーみたいなやつ)、ちゃんとソニックとエッグマンが主役です。
随所にゲームを意識した演出も盛り込まれており、ゲームファンならニヤリとするシーンも非常に多い。
総じて、ファンにも受け入れる事の出来る良作だったと言えるでしょう。
それなりに満足
根っからのソニックファンです。見るの渋っていましたが満を辞して…!
かなり見入ってしまいました。話のテンポが早くてスッキリ見れた気がします。声も違和感なし。
ゲームでのソニック像とはかなりかけ離れていましたがこてはこれで可愛いかも。個人的には好きです。
スピード感とアクションはソニックそのもの。終盤はこういうの見たかった!って感じでアクションも楽しめました。バリバリのアクションシーンは少ないけど。
洋画をよく見る方なら「あるあるだな」と思う表現が多かったと思いますね。
あとトムとマディが無駄にイチャイチャするシーンもないからそれもありがたい。
ただちょっと下品なシーンはいただけない。そこはガッカリ。あとソニックの力が具体的になんなのかイマイチ分からない…。青いビリビリは一体何?なんでナックルズ族に狙われてたの?そういうのは続編で明かされるのかな?
続編にはテイルス君も出るのでワクワクですね。
楽しい
コロナ自粛の影響で見れなかった本作。
ようやくNetflixにて鑑賞。
ソニックファンならニヤッとする演出に溢れてるのではなかろうか。
やった事がある程度の俺でも充分楽しかった。
ソニックが地球で独りぼっちって設定も効いてて、バディを見つけた後の喜びようがいじらしい。
やたら早口でお喋りな性格づけも理にかなってるように感じるから不思議だ。
物語としても非常に良くまとまってて見やすかった。
特筆すべきは、やはりジム・キャリーか。
色々濃密だ。
多いに笑わせてもらった。
俺の記憶が正しければ、久々に日本のスクリーンでジム・キャリーを見れる作品だったように思う。
もう弾けっぱなし。
主役のソニックに、3次元なのに全くヒケをとらない。さすがのジム・キャリーなのだ。
劇場で堪能したかった。
ソニックのスピードの表現も楽しくて、そして勿論、カッコいい!ゲーム原作の映画としては的を外す事もなく大成功だったと思われる。
惜しむらくは公開がコロナ禍であった事。
続編への匂わせっぷりもたっぷりで…人気シリーズになりそうな予感をヒシヒシと感じるだけに残念だ。
またやってくんないかなぁー
勿論、ジムも続投で。
ソニックがめっちゃおしゃべりでおもしろい。でも、最初は家族も誰もい...
ソニックがめっちゃおしゃべりでおもしろい。でも、最初は家族も誰もいなかったから、寂しかったけど、頑張ってたんだろうな。
1人野球をして、やりすぎだ!元はといえば、それが始まり。
ソニックの力って、すごい!なんだかピカチュウに似てる。
でもさすがに、ドクターロボトニック、怪しすぎでしょ。
最後はお別れにならなくてよかった。でも、ソニックって結構ドジだから、放って置く気にもなれないかも。
最後に出て来たキツネみたいなやつは、ソニックの弟かな•••⁉️ソニックを連れ戻しに来たとか⁉️
彼は、青い友達
日本生まれで世界的人気のゲームがハリウッドで実写映画化され、またしても大ヒット。
それが、俊足の青いハリネズミ、ソニック!
ゲーム界で、任天堂のマリオと並ぶSEGAの名キャラクター。
勿論知らない訳ないが、どうしてもゲームはマリオ派なので、このソニックシリーズはちょこっとかじった程度。
そんなソニック鈍足者の感想は…
宇宙の果ての星にある島で自由気ままに暮らすソニック。が、その力を狙われ、窮地の所を育ての親のロングクローが他惑星へワープさせる事が出来るリングを使ってソニックを地球へ。
以来10年、田舎町でのんびり過ごしていたが、ある日騒ぎを起こしてしまい、マッドサイエンティストのロボトニックに狙われてしまう。ロボトニックはソニックの力を使って恐ろしい野望を企てようとしていた。
逃走中、ワープでリングをサンフランシスコの超高層タワーに落としてしまったソニック。町の保安官トムと出会い、ロボトニックの追跡をかわしながら、サンフランシスコへ…。
SF、アクション、アドベンチャー、コメディ、予定調和だが感動とハッピーエンドまで。
尺も100分弱と見易く、快速エンターテイメント。
ストーリーはゲームに添っているのかオリジナルなのか分からないが、気軽に楽しめた。
最大の魅力はやはりこの青いハリネズミ!
キザで自信家でクールでお喋り。
まあかなり面倒臭くはあるが、でも憎めない。
俊足キャラの見せ場の一つ、高速移動シーン。周りが超スローモーションになり、その中で悪戯…いや、助ける。
スピードが売りなだけに、チェイス・シーンも。
クライマックスはロボトニックと世界を股に駆けた失踪感ある大チェイス!
振り回す者、振り回される者。
追われ、追う、珍道中。
その中で育まれる友情。
話は王道中の王道。
ジェームズ・マースデンも“ドーナツ卿”に相応しい好演。
しかしこういう作品の場合、ヴィランがユニークでなければ面白くならない。
心配ご無用。
ソニックも魅力だが、それと等しいくらい、久々にジム・キャリー劇場開幕!
登場からハイテンション。オーバーリアクションは役にぴったり、顔芸、ダンスまで披露。
一応悪役なのに爆笑誘い、彼もまた何故だか憎めない!
最近低迷していた感あるジムだが、抜群のコメディセンスで、かつてのジムのキレを見た。
尚、ロボトニックに忠実な部下とのやり取りも個人的に(((*≧艸≦)ププッ
そう、心地よいくらいのハリウッド王道作品である。
オレ様なソニックだけど、人知れず心に抱く孤独。
自分が起こした騒ぎにより、地球を離れなければならない。
が、地球を好きになり、離れたくない。
そんな時、初めてとも言える友。
友はロボトニックに言う。
「ソニックはお前なんかよりずっと人間だ」
ソニックの力だけを狙い、彼の心など全く知らぬどころか、単なる“宇宙生物”扱いするロボトニック。
ただの宇宙生物でも青い悪魔でも青いハリネズミでもない。
彼は、ボクたちの心を目にも止まらぬスピードでほとばしる友達。
監督はゲームにも関わった事あるらしく、そのソニックLOVEは本物。
欲を言えば、せっかく日本生まれのゲームなので日本のシーンも挟んで欲しかった。
また、アメリカでの大ヒットは、映画映えするようなキャラvsジムという如何にもなハリウッド軽快エンタメだから…って気もするが、それでも昨年の『名探偵ピカチュウ』に続いて日本生まれのゲームがハリウッドで映画化されて連続ヒットしているのは素直に嬉しい。
エンディング後の2段オチも含め、続編も期待出来そう。
ロボトニック、本当にクリスマスには帰ってくるのかな…?
全く、ゲームばかりやって。頭がバカになるぞ…と、親に注意された人は多い筈。
しかし今、ゲームは大金稼げる競技にもなり、ハリウッド映画のネタにもなり、まさに宝庫。
次は何かな?…と、期待しちゃうんだな、これが。
(イルミネーション・スタジオがCGアニメで製作するというゲーム界のスーパースターはいつ見られるのかな?)
追記
最初のキャラデザインが不評で一度延期になったけど、さすがにアレじゃあ友達にはなれないよね…。
ピカチュウも良かったけど
このソニックもなかなかいい感じに仕上がってた、ソニックの音速もうまく表現されていたし、ゲームのストーリーになる前のソニック0って感じで良かった、ラストのエッグマンになるところも良かったし、テイルズ登場も続編に期待したくなる感じも良かった、ハリウッドも幾度か日本キャラ実写化に失敗してたが最近は良くなってきた
原作ファンだとモヤモヤするかも
ソニックシリーズのファンなので観ました。
公開初週にも関わらず、入った回の客席には自分一人しかいなくてほぼ貸切状態だったのが衝撃的でしたが……。
映像のクオリティは、マーザが手掛けているだけあってとても良いです。ソニックと人間との身長差の対比がとても可愛かったです。
また、中川さんの演技には違和感があまり無かったです。
「流石にストーリーは王道でつまらないかなぁ」と半ば期待せずに観ました。
確かに王道ではありましたが、良い具合にハラハラさせる場面が多々多くありましたので、最後まで飽きることはありませんでした。
しかし、いくつか問題点もあります。
ここからは原作ファン目線でのレビューになります↓
まず、ロボトニックのキャラクター像の大幅な変化です。
彼は元々のシリーズでは「戦う相手に傷はつけるが、流石に殺しはしないし義理堅い」というようなキャラクター像だったと思います。
が、今作ではだいぶ物騒かつサイコパスな方向にシフトしてしまっており、原作とは「マッドサイエンティスト」というところしかほぼ共通していませんでした。面影がほとんど無いです。
元々の彼のキャラクター像を好きな人が観たら、多分ショックでしょう。
彼は子供の時にいじめっ子を酷いレベルで病院送りにしているようですし、ソニックに関しては度々「解剖する」と言っていました……。
原作で彼からそんな台詞を聞いたことはほぼ無いですね。
ソニックに関しては原作から設定が忠実に引き継がれているようですが、ロボトニックのような他のキャラだと関係なかったのでしょうか……?
次に、声優のキャスティングです。
アニメ・ゲームの実写化の例に漏れず、今作も原作でソニックを勤められている声優さんを起用することはありませんでした。
おそらくかなり声質が似ているのと、確かな演技力があるので中川さんが起用されたのでしょう。これはよく探したなと思います。
が、彼の演技は「元々の声優の演技に限界まで似せること」から終始離れることはありませんでした。
英語もスラスラでしたし、原作でのソニックのテンションをそのまま再現できていたと思います。このこだわりは、はっきり言って異常なレベルでなされていました。
しかし、ここまでこだわるのなら、元の声優さんを起用すれば良かったのではないでしょうか……。
しかも、テイルスの声優さんは原作の声優さんと同一です。原作ファンに配慮した結果でしょうが、ちょっと意味が分かりません。
もちろんテレビにおける告知等の都合で、声優でない芸能人を起用することが良いことは分かっていますが、やはりモヤモヤします。
ちなみに、北米版でも原作の声優でない方が演じられているので、これは日本特有のことではないようですよ。
追記:
ロボトニックの口から「(おそらく2020年の)クリスマスまでには戻ってくるぞ」という台詞がありましたし、テイルスまで人間世界に来ていたのですが、果たして続編はあるのでしょうか?
時期が時期ですし、日本ではあまり話題にならなかっただけに微妙です。
一応また観に行こうとは思っていますが。
ソニックがかっこいい!
ソニックの魅力が詰まったファンやそうでない人でも楽しめる映画です。まず何と言ってもソニックのハイスピードアクションに注目。ソニックも感情が豊かで面白いやつですよ。
悪の科学者Dr.ロボトニック(エッグマン)も負けていられず、クライマックスはソニックの力を利用してソニックと対決します。
劇中で呼ばれるロボトニックとは、エッグマンの本名であり、終盤でソニックがエッグマンと呼んだところにニヤッと来ました。
ネタバレ
やられたエッグマンの姿が原作に近くなったw
エンディングがファンサービス
まさかのテイルス登場、活躍に期待すべく、続編も必ず見に行きます。
中川ソニック+山寺ジム・キャリーの意外な親和性
吹き替え2Dで鑑賞。
私はビデオゲームは好きですが人生の中で「ソニック」という作品に深く関わってこなかった者です。
(アニメは熱心に見てたかな、くらいで、あとはチョイチョイつまみ食いした感じ)
そういった人間から見ても、今作はかなり楽しめるエンターテインメント性を持った映画に仕上がっていたんじゃないでしょうか。
まずはこの手の映画で映画ファン、原作ファンから反感を買いがちな「吹き替え問題」。
今作は無縁と言ってもいいでしょう。
ソニックの声を演じた中川大志さん。
「ソニックの声は金丸淳一さん以外認めない」という気持ちもわからなくはないですが、
「元々声のイメージが定着しているキャラクター」というハードルはひとまず突破できたと言える演技だったと思います。
元々イロモノ演技もこなしている俳優さんなので、そういった方には相性は悪くないんだと思います。
そして言わずもがな山寺宏一さんのジム・キャリー演じる「Dr.ロボトニック」には結構な時間笑わせてもらいました。
ロボトニックに限らず他のキャラもしばしば挟んでくるダジャレや軽口はソニックという作品(もしくはソニック自身のキャラクター性)のトーンに非常に合ってるので、違和感はなく見れました。
また、演技や演出についてはバカっぽいテンションに終始しており、これもまた「荒唐無稽なエンターテインメント作品」という面と、そして「俳優ジム・キャリー」の持つ特徴とマッチしていて面白かったと思います。
(特に中盤のラボでの解析シーンは「緑色のマスク付けてないのにハイテンションだなぁ……w」と笑いを堪えるのに手こずりました)
クライマックスでソニックが覚醒するシーンなどはもう少し相棒であるトムの「必死さ」が伝わってくるような演出にして欲しかった(例えば傷だらけ、もっと言えば血を流しながらもソニックを庇うようなシーンであればもっと覚醒シーンでテンション上がったと思います)とは思いますし、
あとは育ての親であるロングクローはソニックと絵のテイストが違う上に、ちょっと唐突過ぎて無理があったと思いました。
(ロングクローももっとトゥーン調にCG変えるべきでしたね)
ざっと調べただけでも原作と違う部分は多々ありますし、おかしな所がなかった訳ではありません。
ですが、作品の出来はかなり良かったんじゃないでしょうか?
補完されるべきところ(ロングクローを襲った者たちの正体はライバルのアイツなのか、最後に出てきたアイツは…)といった部分は恐らく作り手が意識しているであろう次回作に期待しましょう。
ジムキャリー
ソニックと警官のバディが良いです。ストーリーはかなりシンプルで子ども向けです。序盤の亀のシーンとエッグマンがワルキューレの騎行を口笛で吹くシーンはかなり笑えました。なんといってもジムキャリーが好きな人は観るべきでしょう。続編もあるようなので観たいと思います。
ソニックファンだからこそ見て欲しい王道映画(少しネタバレあり)
特に頭を使わなくてもすっきりと見られてしまう映画。
中身がないからではと思われるかもしれないが、エンタメとはそんなもの。
やたら批判される同じパラマウントのトランスフォーマーもそう。
とにかく映像やキャラクターで楽しませてくれた映画で、ソニックは特にそれがよくできていた。
あとジム・キャリー演じるエッグマン、もといロボトニックは憎めない悪役となっていて良かった。
基本的に不満はないが、映像的な不満としては作り直しを挟んだせいか、ソニックの存在が非常に浮いていて、時折現実との不一致感が出ていたことが残念だった。
次回作は最初からこれでいくならきっと今回より良くなるはず、この点は次に期待したい。
あと、見るならぜひ吹替版を見て欲しい。
オリジナル声優である金丸淳一さんが欠片も参加していないのは残念ではある。
が、この映画のバージョンであるソニックを中川大志さんは丁寧に演じてくれたと思う。
ジム・キャリーを吹き替える山寺宏一さんは安定のクオリティだった。
それとこれはネタバレになるが、残念なのはゲスト出演したテイルスの声。
せっかく馴染んでいた実写独自のキャストの中にゲーム版のキャスティングが飛び込んできてしまい、どう受け止めていいかわからなかった。
調べたら、海外版がゲーム版の声優を使っていたため、吹き替えでも合わせた模様。
これを見せられてしまうと、金丸さんなら今回のソニックをどう演じるだろう?と好奇心がわいてしまう。
可愛さに釘づけ
ゲームもやったことなくソニックのことも知らなかったのですが別映画でソニックの予告編を見てなんとなく面白そう〜てなノリで見ました。
想像以上に良かったです!
単純明快で深く考えずに楽しめました。
ソニックの寂しさも、どんな時でも楽しむ気持ちもぜーんぶ共感できるし、喜怒哀楽全開のソニックに感情移入しまくりでした。
トムとの友情にもほろり。
ラストのきのこの国にいるジムキャリーは笑いましたー。石のように重い重力の国なんですね。どうやって脱出&逆襲してくるのか?!
そしてソニックの仲間も!
続編が楽しみです♪
Don't stop me now. 頑張った‼️
もともとゲームする方ではないので「ソニック」のゲームってやった事がなくってスルーしようかなっと思ってたのですが、海外ドラマ「チェルノブイリ」を観て重くなったので軽い映画が観たくなって、映画館に行ってきました。いやいや、ベッタベタでしたが面白かったです。
ソニックのデザインがゲームから変わり過ぎてて予告でクレームが付いて、デザインから作り直したってのは有名な話だと思うのですが、これはやり直して英断だったと思います。最初のデザインはアメリカン過ぎてて、ソニック好きな方には受け入れ難かったでしょうけど、このソニックだったらファンも満足できたのではないでしょうか?製作陣よく頑張った‼️
ソニックは足が速いという認識しかなかったのですが、読んでるマンガも「フラッシュ」だったり、我慢できない体質だったりとちゃんとキャラが立ってますね。リングを使って色んな所を爆走するソニックは観てて楽しかったです。途中の酒場での演出はもろにx-menのクイック・シルバーでしたが、面白かったのでアリでしょう。
まー、個人的には何と言ってもジム・キャリーだったんですけど。もう顔芸といい、体の動きといい、久しぶりにキレッキレのジム・キャリーを堪能する事ができました!そして、いつも残念なイメージのあるジェームズ・マースデンが本作では残念じゃなかった!ソニックの相棒なんていいポジションを演じています。良かったよ、ドーナッツ侯。マースデンの代表作になる事間違いなしです。
日本のゲームでありながらアメリカで大ヒットしたソニック。本作もアメリカでヒットしてたみたいですし、これからマーベルみたいにSEGA のゲームが映画界に大進出してくるかもしれませんね。
リア充に憧れる二人の悲しいダンス
酒場の下品なヤンキー系パーティで踊るソニック
トニースターク顔負けのクールなステージで一人踊るドクター
正反対のようで根本的な部分は楽しい時は踊りたいけど、
人前でそんなことをする資格が自分には無いと思い込んでいる孤独な天才そのもの。
ソニックは地球の人間社会というリア充の世界に憧れていた。
今まで独りでリア充のフリを何度も自然に練習してきた。
ドクターも学生時代運動音痴故、
人前で殴られてしまい笑われた事件がトラウマになっていた。
いつまでもそのことは根に持っている。
でも本当は楽しい時は踊りたくなるような明るい人間の本性を隠し持っていた。
純粋にリア充に憧れたソニックの踊りはクールで完璧だ。
トムを呆れさせながらも圧倒的な魅力がある。
ドクターもソニックの研究という人生最高の瞬間は思わず一人で踊ってしまうくらいウキウキしてしまう。
だからエージェントのストーンが一緒に踊っている事に気づいた時は素の表情で驚いてしまった。
一番見せたくなかった自分を見られたからだ。
本当はみんなと一緒に踊りたい。
でも、どれだけ酷いことを言っても自分に寄り添ってくれる唯一の親友ストーンには素直になれない。
「天才故に自分以外全員バカに見える」純粋かつ最低最悪な本音を何度も言えるくらい信頼してしている仲なのに。
人間不信故いつまでも心を開けない。
なんて悲しい性だろうか。
結局ドクターの気持ちは誰にも理解されないままだった。
サンフランシスコのビルに現れたドクターが本気で開発した武装衣装を見たトムとその彼女マディは「コミコン帰りか?」と彼を笑う。
コミコンとは日本でいうコミケだ。
彼にとって空力や耐熱を追求した理想のスーツは世間でいう恋人二人からみたら所詮「コミケ帰りか?」と笑われる程度にしか思われていなかった。
非リアの人生を送り続けた彼にとって最悪の侮辱だろう。
恋人の存在なんてこの世から認められない、だからドクターは彼女を愛人か?と罵った。
それがドクターにできる最大の口撃であり自心への防御でもあった。
ソニックとドクター、陰陽二人のリア充志望は本来共存すべきなのが本当の正しい世界かもしれない。
しかし実際の世の中はまだ不器用でそんなに優しくはない。
グリーンヒルの住人は善悪の基準を多数決という圧倒的な判断で下しドクターをキノコの世界に隔離した。
皆ソニックを英雄と讃え喜び、トムの親友が「今夜の出来事はもう忘れろ!」と呼びかけ解散した。
後日、警察のお偉いさんもトムに対しドクターの存在自体がそもそも無かったことに決めたと伝える。
トムもドクターを倒し特別な報酬を期待していたが、大したものはもらえず内心ガッカリしていた。
結局人間世界なんてそんなものだ。
自分にとって認められない存在はそもそもこの世から無かったことにしたらいい。
見て見ぬ振りをするのが一番だ。
おそらく制作サイドはドクターそのものなのだろう。
だからドクターにはしっかり救いの見せ場がある。
キノコの世界でもソニックのハリというドクターの技術力があれば世界を転覆できる可能性がまだ残っている。
そんなたった一つの希望にすがり、クリスマスまでに地球に戻れるぞ!とウキウキしている。
彼の心にはまだストーンが残っていたからだ。
ストーンをバカにすることが友達の証だと思い込みながら、今日も雑に扱い続ける。
外から見るとリア充に認められたい純粋な気持ちは既に執念の塊そのもので狂気にみえるかもしれない。
ドクター自身の素直な気持ちをストーンへ正直に伝えられた時、彼の魂は救われるだろう。
ソニックとドクター。
超越的な能力を手に入れた二人は正反対な存在だ。
でも
リア充になりたい、親友がほしい。
誰もが心に秘めている思い、叫びは二人とも一緒。
そんな二人のバケツリスト
つまり「死ぬ」までにやりたい事が続編で達成されたらいいな…
キノコの国はごめんだぜ
吹き替え版で観賞
感想としては
ちゃんとソニックの世界観を踏襲しつつ
案外メタ構造だったり映画ネタ満載だったり
現代劇としてまとまっていたと思います
楽しめました
冒頭に映画の終盤からいきなり始まり
メタい説明から巻き戻る形式で始まります
どこか地球と暮らす時空で気ままに生きるソニックでしたが
特殊な力を狙う連中が現れ
育ての親代わりの「オビワンのような存在感」のロングクロウに
ワープが出来る不思議なリングで地球に一人飛ばされ
アメリカの片田舎グリーンヒルズで
人間に見つかることなく暮らしてきました
平和なグリーンヒルズで暇な保安官を務めるトムは
動物にも優しい性格で獣医のマディーと仲良く暮らす日々ですが
サンフランシスコ市警への採用が決まり葛藤はありながらも
田舎を出る決意をします
ソニックはひとりぼっちでいるフラストレーションで
持っている無限のパワーを解放した結果大停電が起こり
その調査に国防長官(?)は会議参加者の反対を押し切って
ドクター・ロボトニックというマッドサイエンティストに
対処を依頼しソニックを追跡します
ソニックは地球から逃げ出すためにリングを再び使おうと
しますがそこでトムに見つかりリングも遠くへ行ってしまいます
トムは良い奴なので匿いながらそのリングを見つけますが
無限のパワーを我が物にしようとするロボトニックとの
追いかけっこになっていき冒頭に戻ります
故郷を離れることに希望を見出すトムと
そのトムと知り合うことで
地球を離れることにどんどん未練が増えるソニック
この辺の構図が結構しっかりしてたと思います
このロボトニックを演じたジム・キャリーが
まあさすがという演じっぷりでプライドも高く冷酷なようで
どこか憎めない悪役を見事に演じていました
ロボトニックが「エッグマン」になる瞬間にも
触れられてました
前日譚みたいな感じになるのかな
ストーリーもテンポが良くソニックは持ち前のスピードで
周りがほとんど時間が止まっている中を動き回れるスキルの
表現など凝っていました
またやたら映画ネタが多くオビワンやらMIBやら
別にパラマウント映画と関係ないものもごちゃごちゃで
出てきます
まぁSWはもう古典かもしれませんが
劇伴もマッドマックス・フューリーロードなどを務めた
Junkie XLが行っており印象的でカッコよかったです
人気キャラクターを利用した娯楽作品としてしっかり出来ていました
ソニックは海外ではものすごい人気キャラなのですが
日本だとマリオに負けてる感じ(キノコの国ってのはあてつけ?)
UFOキャッチャーの音楽がだいたいソニックのゲームの
BGMだってのもあまり知ってる人はいないかもしれません
どうも続編も決まっているようでラストにはあからさまに
示唆がありましたが日本でとりあえずどのくらい
ヒットできるか次第なんだろうと思いました
SLOW&SPEED
マリオ&ソニックやスマブラではソニックをプレイしたことはありましたが、本家ソニックには触れたことはありませんでした。
19年の春先に公開された予告(キャラデザインに難があった時)の時から観に行こうと決めていましたが、作り直しで3月に延期、コロナで6月に延期と1年と少し待って遂に公開されました。感謝です。
物語自体はシンプルなもので、リングを落としてしまったソニックのリングを取り戻すために、トムと協力して探しに行くバディムービーだと思います。今作で一番評価したいのは、ソニックのハイスピードとは逆のスローで時間を止めてるかのようなアクションです。ソニックが好き勝手やっているのがとても愛らしくて、その後の展開が予想できていても、ニヤついてしまいました。
スマブラの必殺技のような感じでラスボスを倒す様は爽快でした。YOU WIN。
興行収入的にも大成功しているので、続編もあると思うので、楽しみに待っています。
ゲームはやったことないけど👍
これまで、マリオやパックマン等、ジャパニーズ・ゲームの実写化映画は今までにいろいろありましたが、その度に裏切られてきました。しかし、今回はソニックのキャラクターとストーリー展開がよくマッチしていて、納得!
CGを駆使して、ソニックの素早い動きと実写を融合し一人何役にもなってのピンポンやベースボールを行うシーンや、ビルから落ちる場面は、確かに面白い演出。
しかし、それだけでなく、ストーリーそのものをソニックと人間との友情をテーマに、ヒューマン・タッチで仕上げてきたところが、老若男女誰もが楽しめる作品になっていると思います。
それに、なんと言っても、敵の御大将をジム・キャリーが演じ、本気でバカやってくれるわけだから、面白くないわけがない。一つ一つの動きや言葉は、相変わらず。むしろ、ソニック以上の存在感を示していたかな。
エンディングには、追放されたドクターのその後と、次回作への布石となる2つの映像も含まれているので、最後までしっかりご覧ください。
全24件中、1~20件目を表示