僕のワンダフル・ジャーニーのレビュー・感想・評価
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オキシトシン全開! って何??
今回もセントバーナードとオーストラリアンシェパードの血を引く、正義感の塊のベイリーの活躍を描いた心温まるコメディ・ドラマ映画として成立している。
今ベイリーが、この世を全うして天国へ召されようとしたとき、イーサンがある言葉をベイリーに投げかけたことによって、ベイリーの旅が始まる。
You can come back for CJ, you think?
She needs you like I needed you.
You can protect her.
And you make her feel happy
like you made me feel happy.
何故なら、あまり子供の面倒を見ない義理の娘グロリアとの折り合いがすごく悪くなっていったのだが、ある事がきっかけで、イーサン・ハンナ夫婦とその義理の娘グロリアとの関係が終いには、最悪になり、取り返しがつかなくなってしまう。そしてグロリアが彼女の娘、イーサン夫婦からすると孫娘のクラリティ・ジューン(愛称:CJ)を連れて夫婦が住む農場から出て行ってしまったためイーサンが、ベイリーに頼んだいきさつがある。
前回の2017年公開の映画「僕のワンダフル・ライフ」は、ベイリーが出会う人出会う人の抱えている問題や悩みを解決しながら"犬生"を全うし、転生を繰り返すシナリオであったけれども、今回は、孫娘CJを見守る形で転生を繰り返すベイリーの活躍を描いたアットホームな仕上がりとなっている。しかし、冒険活劇の部分も忘れられていないシナリオを作ったのが、今回もまた前回と同じメンバーの脚本家4人(ただし、Audrey Wells氏は2018年に他界されています。そのため4人になりました。)で、彼らの努力が実った映画となっている。
成長したCJ、生業を立てるためか、自分の作った歌に少しは自信ができたCJは勇気を出して、祖父母に会いに行く。
Why did my mother keep me away from you?
Oh.........When your father died, Gloria was so young,
and I think she thought that the world against her.
And she couldn't see that we were on her side.
amazon.comではすでにレンタル配信が始まっていて、☆5がほとんどで、しかも他のサイトでもamazon.comレビューを超える支持をしている視聴者がいる。
この映画は3世代に渡る親子の確執が、どのように解消され、お互いを認め合い、家族としての絆をもう1度復活させるべく10数年の間転生を繰り返し、必死にそれを守ろうとする正義犬ベイリーの活躍を改めて知ることができ、またその様子を見ていると心がほっこりとする自分がいることに気づかせてくれている。もちろん暴力的な場面もわずかながら多少出てくるけれども、それも御愛嬌と受け流すことのできるものとなっている。
好青年を演じたヘンリー・ラウさんもいい感じでしたが、ピーター・イェーツ監督の映画「ヤングジェネレーション(1979)」やSci-Fi映画「Frequency(2000)」で見せたハリウッドを代表するような正義感の人、デニス・クエイドさん。言いたくないのだが、おじいちゃん役が似合うような年では、まだまだありませんよ! 少し上から目線です。すみませんでした。
この映画では、犬の声の担当の声優さんが、犬の犬種が違っても同じ人にもかかわらず、犬種が違うと同じ声優さんなのに別人に聞こえる? そんな中でもヨークシャー・テリアのマックスは、何をしてもチョコマカトと動き回り、精いっぱいの活躍やドジなところがコミカルで、なぜか愛せるキャラクターの代表的な存在と感じる。
そうそう、忘れてはいけない名犬が1人いや一匹、「名犬リンティンティン」、「ラッシー」などの名犬の中でも名犬中の名犬「The Littlest Hobo」をお忘れなってはいけません。1話完結のカナダのテレビシリーズに登場する"ロンドン"のことを..........しかも主題歌もいい..............。ただもう1人いや一匹、忘れられないのが迷犬こと"Buck Bundy"その人のことも付け加えさせてもいいかもしれない。いったい誰??
夏休みが終わって、気がめいっているお子さんのいる家庭の親の方は、映画に誘って、気分転換にいい感じの映画で、仮に一人の方だとしたら、ほっこりとしたいなら、この映画がお勧めと言える。
Finally パチパチ
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