「人生に寄り添う」僕のワンダフル・ジャーニー にょむさんの映画レビュー(感想・評価)
人生に寄り添う
前作「僕のワンダフル・ライフ」をマックWi-Fiで観て直ぐ映画館に行ったのでインターバル30分で続編の新作を観れました
話が繋がってたので僕の頭の中ではもはや一本の映画になっています
ちなみに愛犬家でもなければ犬を飼った事もありません
むしろペットとか動物売買どうなの?みたいなもやもやを抱いていましたし、飼い主が日本語で犬と会話してる様子を見るにつけ内心ちょっとひいてました…
それ、美少女フィギュアとお喋りするオタクとどう違うのよ?と
でも違った!ごめん(>人<;) 全然違ったよ!
前作今作の映画を観て考え直しました
これ結果的にという話になるんですが、特に犬、は人に寄り添える特性をもっているのかな、と
寂しさを察知して近づいてきたり、嫉妬してみせたりとアンテナが敏感ですね
犬が横断歩道で止まるのはルールを理解している訳ではなくて周りがそうしてるから空気を読んでそうしている、というハナシをきいた時になるほどと思いました
そして犬を飼ってる人が一様に言うには「言葉通じてる時あるよね?と思う節がある」と言うのです
もっとも調教単語のお手やお座り、ハウス!も人間の言葉だし、条件反射なのはわかるけど、犬の耳はちゃんと人の言葉を認識してるんですよね
なので会話してくるようです←
そもそも犬は人間をでかい犬くらいに思っていて、そいつらが何かごちゃごちゃ"鳴いている"(喋ってる)てのは分かってて…
人間がお喋りしてる感じで犬も「おまえよくこういうのやってるよね?」って"バウワウバウワウ"と真似してみせているらしいのです
これって人間的コミュニケーションの模倣じゃないですか
今回の映画は、映画としての犬の擬人化はされていますが、人間のペットとしての犬をきちんと描写していて、特に孫娘に対して思い入れを持っていきます
なので犬である自分自身の家族というよりは人間社会のペット、相棒という立ち位置です
まあイーサンが歴代の転生犬の正体が全部「ベイリーなんだろ?」と見抜いているのはSFですけど(*^ω^*)
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