「ベイリーとイーサンの絆の旅路、ここに完結。」僕のワンダフル・ジャーニー さかもっちさんの映画レビュー(感想・評価)
ベイリーとイーサンの絆の旅路、ここに完結。
先ず、私の人生における、最高に魂を揺さぶられる映画でした。物語は、ベイリーとイーサンの絆が生み出した本当に素晴らしい物語です。
イーサンの願いを受け止め、
孫娘CJの笑顔の為に必死に手を繋ごうとするベイリー。
その一途な思いはCJに笑顔をもたらし、そしてイーサン、家族までもを笑顔にする…
そして、本編ラストシーンはこの「A Dog s 」シリーズの集大成とも言える、胸いっぱいなシーンになってます。
癒されたい人、前向きになりたい人。
そんな方々にもお勧めの一本です。
以下、追記。
映画を三回見た上で改めて、ベイリーという犬に会えなくなってしまう、この物語が終わりを迎えるんだという名残惜しさを感じました。
イーサンの願いを叶え、CJを最愛の相棒トレントと引き合わせた。
「僕がいなくなっても大丈夫」という気持ち、そして、使命を果たした充足感が
最後の「もう、悲しくない」というベイリーの言葉に集約されていると感じました。
だからこそ安心して天国でイーサンとの永遠の旅路に出ることができた。
そんな事を思いました。
そして、この物語は犬の犬生だけでなく、CJというひとりの女性が様々な困難を乗り越え、ベイリーと、愛する人に支えられ、逞しくなる過程を描く、
「人は困難があっても諦めなければ必ず乗り越えられる」
「姿はなくとも、想いは人の原動力になる」
そして、大切な「誰かの為に」
そんなメッセージが込められた作品だと思いました。