「見事な輪廻転生に涙」僕のワンダフル・ジャーニー 三輪さんの映画レビュー(感想・評価)
見事な輪廻転生に涙
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私は動物の輪廻転生は泣けないと思ってのぞみましたが、見事に裏切られました。
ラストシーンでマックス、ビッグドック、モーリー、ビリーが次々と変身して草原を走る姿に、この映画の真骨頂があふれていて大泣きしました。転生して、イーサンとの約束を果たし、再開する。きっとそこは霊界かもしれないけど、魂の再開に胸打たれます。
このワンコの魂はヒロインを守り、どん底から復活させ、最後は人間の4世代にも渡る家族を結合させる原動力になるわけですが、その魂の心根はやっぱり愛なんです。
特にワンコは人間に対する強い忠誠心と深い愛情を抱きますが、それがとっても良い形でこの映画の中で実を結びます。
貧乏で引っ込み思案だったヒロインが、見事に幸せを勝ち取るのです。
私はキャバリアのブレンハイムとトライカラーを飼っています。ブレンハイムは亡くなり、トライカラーは寝たきりですが、一回目の生まれ変わりのビーグル犬が良く似てるので涙ポロポロでした。
間違いなく良い映画です。3次元的には生あるものは寿命が尽きるのは悲しくて仕方がないことですが、転生することによっていつも会えるということは、素敵なことだと思います。大好きなワンコといつも一緒だったらこれ以上の喜びはありません。
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