「ドッペンゲルガーの告白」アス ホラー好きさんの映画レビュー(感想・評価)
ドッペンゲルガーの告白
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飛び抜けてアデレードに強い殺意を持つレッド。
あえて手錠をかけさせたのは何故か、
レッドの正体が明かされた時に分かる。
地下に押し込められた魂のないクローンたち。
その中で唯一、魂をもつオリジナルであるレッド。
彼女の絶望や苦悩を、久しく喋らなかった喉をつかい、絞りだすように一言一言吐き出す。ルピタ・ニョンゴの鬼気迫る演技。
冒頭に出てくる手を繋ぎ抗議する人間たち、ドッペンゲルガーたちの荒唐無稽な地下社会。
映画だけでは読み取りがたい監督の思いは、アメリカの移民問題など、社会への風刺であると知り納得がいった。
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