「伏線回収すると二度楽しめる映画」アス Normanさんの映画レビュー(感想・評価)
伏線回収すると二度楽しめる映画
ゲットアウトが好きだったため
同じ監督さんの映画なので見たくて見ました。
同じ顔が現れてしまうって言う
設定だけでもうゾワゾワ面白いなと思って見てましたが、2組目の家族やられるの、はっや!でした。
砂場で息子を見失った時にも思いましたが
基本的にお母さん足早すぎて爆笑してしまいました。
実験で作られたっていう設定を知る前の段階で
作られた影の方の人たちが全員猿とか
動物みたいなかんじがすごかったです。
人なのに動き一つで恐怖を人にあたえる演出は
すごいなって思いました。
影を恐れていると思いきや、ラストで
自分がもともと影だったなんて。
うわうわうわ展開でした。
ミラーハウスでの出来事により
トラウマで話せなくなったんではなく
影だから話せなかったんですね。
そしてクローンはみんな喋れないのに
母親だけは話せてましたね。
あの時に気づく人は気付くのかもですね。
いつかあの子が迎えにくるって思ってたって
恐怖は自分が地下から逃げ出してきたからですね。
ラスト、車での息子のあの眼差しは一体。。
あの手をつなぐ企画を考えたのは影じゃない
本当の自分だったのに。
終始不気味な映画でした。
吹き替えで見てしまったので
定期的にギャグ映画に見えてしまいました。
これは字幕で見て、声とか雰囲気をそのまま楽しむ方が良さそうな映画でした。
ゲットアウトのようにすごく奥深い不気味な映画
なのかな?と思っていましたが、そこまでかってかんじましたが、観た後に解説などを読んだりして
なるほどなっとなる感じでした。
なぜあそこまで母親が海を嫌がっていたのか、
理由はトラウマではなく、自分が地下から来てたから、引き戻されたり、色々考えるものがあったからなのでしょう。
海には変な人がいるからっていうのも、地下の存在を知ってたから出てくる言葉ですね。
やたらと、怖がっていたのもすべて
地下のことを知っているからで、私たちのところへ来る!とか言ってるのも全部つながってきますね。
海にいた、血だらけの男は地下から出てきてしまったクローンでしたね。
赤い服を着てましたね。
ゲットアウトでも人種差別的な事がすごくテーマとなった映画でしたが、こちらの作品も、見終えた後色々調べると、社会的なこととかそういうことがすごくテーマになっている様子でした。
1度目は衝撃、2度目は納得が出来るため、2回目も見ると違う感覚のおもしろいを感じることができました。
海辺でフリスビーが飛んできて、同じ丸が下から出てくるのとかも、クローンのことをにおわせてましたね。
ジェイソンが海でいなくなったときも、信じられないスピードで一直線にジェイソンがいた方面へ走り出します。
トイレの方面にミラーハウスがあるので、きっと一目散にミラーハウスへ行こうとしたんだと2度目に見てわかりました!
異常な走りだしです、そこすごい見てほしい。笑
昔話をしだすクローンだけど、クローンじゃなかった方の女が、地上では美味しいものを食べていることを知っていることや、地下ではウサギの肉を食わされていたや、クリスマスでもらったプレゼントのことなど、上と下の状況を把握してるところも、元々地上にいたからなんだとわかりますね。
やたら1111の数字を押してくる理由がわかりませんでしたが、ネットで検索して理解できました。
伏線回収面白い作品です。