劇場公開日 2019年8月2日

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「肉体アクション全振りのワイスピ」ワイルド・スピード スーパーコンボ りんたろさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5肉体アクション全振りのワイスピ

2020年6月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

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すっかりシリーズの顔になってしまったロックとステイサムが二代主人公になるスピンオフ。カーアクションはあるけど、若干少なめ。その分彼らの肉体派アクションがてんこ盛り。

原題は「Hobbs&Shaw」(ホブスとショウ)だけど、これじゃよくわからんよね。役名は知名度低いでしょ。邦題の「スーパーコンボ」の方がありよりのあり。

今更ながら、ホブスの吹き替えは小山力也がやってるけども、この声で刑事役(今は外交官かな)やってると、ジャックバウアーがチラつくのは仕方ない。

敵はまるでターミネーターの如く主人公を追いかけ回す。さすがに、パワー型のシュワちゃんたちよりは俊敏で人間的。どちらかというと、映画「アップグレード」みたいアクション。
ちなみに吹き替えが山寺宏一。これがまたマッチするのよ。安定感グンバツ。
この山ちゃんが扱うバイクアクションは数ある映画の中でも屈指のカッコ良さだった。
ジェミニマンのバイフーのことは忘れよう。

カーアクションもあるよ。ショウの運転技術も相当高い。という小並感。

細マッチョのステイサムはゴリマッチョのロックと差別化できてるけど、同じゴリマッチョ系のヴィンディーゼルは食われてないかしら。
まぁコメディもできるホブスと、クールマッチョのドムなのかな。

ストーリーは、中盤で敵の本拠地に殴り込むというクライマックス的展開があるが、まさか終盤でそれを上回る激アツな展開が待っていようとは。
アナログでデジタルと戦う展開は、個人的に好きなのよ。

ということで、ワイスピ本編を食っちゃいそうな勢いに乾杯。

りんちゃん