劇場公開日 2019年8月23日

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「役者の素晴らしさが製作陣を過信させた?」劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD ゆずさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0役者の素晴らしさが製作陣を過信させた?

2019年8月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
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ゆず
ゆずさんのコメント
2019年9月1日

たんぽぽさん、コメントありがとうございました。同じような気持ちの方がいてくれると思うとホッとします。わたしもドラマをこれから見ても、もう同じ気持ちで見れないかも。
大切な軸だった牧の人物像が壊れた今、どうせ春田を手に入れても一年後には冷めてるじゃんとか、街の人たちを無視したPJを夢とのたまうアナタが春田の何に惹かれたの?とか、思ってしまいます・・ドラマの感動を返してほしいです。

ゆず
ゆずさんのコメント
2019年9月1日

むさしさん

コメントありがとうございます。同じような気持ちの方がいると思うとホッとします・・・。
おっしゃるとおり、わたしも牧は熱しやすく冷めやすいだけの恋愛に向かない人なのかな、と感じました。炎のなかで春田の必死な告白を受け止めたのは、もう死ぬかもという特殊な状況でアドレナリン出ていただけでは?とも。そもそも日常生活の中で生じた気持ちのすれ違い(というか牧の自己中すぎる言動)を、極限の非日常空間だけで解決させようというのがお粗末すぎる。

春田は一貫して牧が大好きで、置いていかれて気持ちが離れているようで寂しい、という描写があったので(これも田中圭の力でしょうが)、まだ「素直に気持ち言えたね」になりますが、牧に至っては「壊れるのが怖くて向き合わなかった?いやいや、明らかに仕事の邪魔だし面倒と思ってただろ、楽しくイチャイチャするぶんには好きだけど一緒に生きてくのはないな、と思ってたよね?」とツッコミたくなりました。死にそうだからって綺麗ごと言って誤魔化すなよ、とまで思ってしまった。

そう思うと、シンガポールは牧的には願ったりかなったり?離れていればイライラさせられず、牧の最低な言葉によって恐らく春田は「いちいちギャーギャー」言えなくなったし、そりゃ最後の別れであれだけひとり清々しい笑顔になりますよね。裏側であんな苦しい表情になっている春田の気持ちなんか何も気づかずに。

大好きだった、心から幸せになってほしかった牧という人物を自分がこんな風に思ってしまうことが、本当に悲しいです。確かに冒頭の「必要なものだけ」は林遣都のアドリブみたいですね。他にも必死に牧の気持ちを想像して表現したことがあって、きっとカットされているだろうと感じます。そもそも牧が一番犠牲者なだけで、映画全体において継ぎはぎが酷いですし、役者陣の努力はきっともっと沢山無駄にされているだろうなと。継ぎはぎだらけのストーリーと、上手すぎる役者陣の演技が、なんともミスマッチでした。その演技はきっと役を生きてきた真摯な役者陣の解釈によるもので、その想いがきちんと活きるストーリーにしてほしかった。

長々とすみません。。。コメントいただきありがとうございました。

ゆず
むさしさんのコメント
2019年9月1日

何度もコメントしてすみません。最初の営業所ガサ入れのシーンで、牧が本社の人に「必要なものだけで、、」という場面がありました。本社の使命感をもちつつ、現場の営業所を気遣う所はドラマ版の牧と繋がってるなと少し安心して見えたシーンですが、シナリオ見ると林遣都さんのアドリブなんですね。、林遣都さんなりに、色々自分の中で整理して役を演じられていたのだろうと思います。それでもアドリブをバッサリ切られてたら意味無いわけで、役者さんって実はとても無力なんだなと思いました。不要なシーンを省いて、牧の内面をもう少し丁寧に描いてくれれば。どうしてそこを端折ったのか。心から残念でなりません。

むさし
たんぽぽさんのコメント
2019年9月1日

映画のことは忘れようドラマを見返すのですが、同一人物とは思えなかった映画の牧が邪魔してきて、ドラマの牧を純粋に見れないほど、この映画はドラマを汚してしまったと感じています。

たんぽぽ
むさしさんのコメント
2019年8月31日

代弁頂きありがとうございます。私も牧が1番好きで、好きすぎるくらいでしたので、映画でまた会える事を本当に本当に楽しみにしていました。。なのに、、。映画の牧は支離滅裂でしたね。夢の件は、本気なら相当頭悪い子か、若しくはこれは洗脳されてるのかな…?とすら思いました。ラストのシーンでもまた夢、夢と出てきて、牧の夢って、、?シンガポールだっけ?会社で偉くなること??と少しシラけました。もう春田のこと好きじゃないのかな。元彼ともすれ違いで別れたみたいだし、熱しやすく冷めやすいのかな、と。ドラマ版の軸だった牧の春田への想いも薄っぺらく思えてきて、今はドラマの事も思い出すのが悲しくなります。林遣都さんには全く非はありません。寧ろ可哀想でなりません。本当に、いっそ映画だけ都合よく記憶喪失にしてほしいです。

むさし