「期待してただけに残念でした ※追記あり」劇場版おっさんずラブ LOVE or DEAD だだまめさんの映画レビュー(感想・評価)
期待してただけに残念でした ※追記あり
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ドラマが大好きで、映画化の話が出てからずっと楽しみにしていました。鑑賞後に読もうとパンフレットも買い、いざ!と鑑賞した映画は私にとって満足のいくものではありませんでした。
映画で登場する狸穴と正義もキャラとしては濃かったのですが、ストーリーがトントン進んで行く間に感情移入するまでには至らなかったです。
序盤、なぜそんなに尺を取ったのか?という春田が街中を駆けるシーン。ここを一分縮めれば違うものを盛り込めたのでは?と思いました。
爆発後の牧と春田が取り残され告白するシーンも、感動的なものにしたくじっくり時間を使ったとおもうのですが、個人的には少し長いなと感じてしまいました。
部長と牧の子供の喧嘩のようなやりとりはドラマのころの楽しいままで、ここはやっぱり好きだなと思いました。
せっかくの劇場版、すれ違いばかりではなくもっと牧と春田が意思疎通をするところが見たかったです。
※追記
やっぱり映画として脚本がイマイチなのかなと思いました。バタバタと変わる展開。テンポがいいと言えば聞こえは良いですが、ただ急いでる印象。監禁、爆発、はコメディとして捉えましたが、そこから急なシリアスさを持ってこられても感情が追いつかない。
マロと蝶子の関係ももっと丁寧に描いてもらえるかと期待したのでそこも残念。
「家族」がひとつのテーマだったのかと思いますが、映画内で何組かが結婚で結ばれ家族になるのも詰め込んでしまったのかな…と。
パンフレットはまだ読む気にはなれません。
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