「渋い!」マイ・ブックショップ fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)
渋い!
一言「渋い!」。
◎よかった点◎
・1960年頃のイギリス。雲に覆われどんより&寒々とした、人や街並み。
物悲しい弦楽器のBGMなども、実に味わい深い。
・「ここに私が芸術センターを立てようと思ったのに!」と。
後からジャンケン的に、地元の有力者夫人が書店に難癖をつけていくところ。
ムッカー!。また夫人役の女優さんが、毒蛇のような?いやらしい表情。うまいなあ。
・本を通じて、書店店主と引きこもり老人が、心通わせていくところ。
老人役のビル・ナイが、めちゃくちゃまた渋い。
枯れたイギリス紳士役は、彼が一番。
・ずっと語り手が誰なんだろう?って頭の隅にあって。
ラスト、そうか!!!。と驚き&納得。
△いまいちな点△
・渋すぎて淡々としたストーリーなので。
人によっては退屈かも。
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「人は本を読んでいる間、本の中に住んでいる」by語り手
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