「屍人×ミステリー」屍人荘の殺人 ごっちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
屍人×ミステリー
浜辺美波さんが探偵少女として登場します。
話し方や言葉遣いにクセがあり、また抜けているところがあるキャラで、
浜辺美波さんが、すごく役にハマっていて、かわいかったです。
浜辺美波ファンは必見です!!
ストーリーとしては、「屍人荘の殺人」よんでそのままゾンビが出てきて、ホテルで殺人も起きる物語です。
爆音で流れている音楽が急に止まったり、睡眠薬を強調したり、エレベーターの重量制限と
ミステリー小説やドラマを見ない私でも、事件解決のポイントだろうなと気づく、
わかりやすい演出が多いので、ミステリー苦手な人も推理しながら見ることが出来ます。
人が死ぬ事件が3件起きます。
どの事件も、まずゾンビが殺したのか、人が殺したのかというところから始まります。
結論から言うと、ゾンビ一件、人が二件です。
一件目の恋人がゾンビになり、かみ殺された事件も、部屋にメモ紙を残すことで、人による犯行だとアリバイ工作をしていたので、ストーリー後半になるまでトリックが全く見えてきませんでした。
ゴリゴリの推理好きは、すぐトリックが分かったかもしれません。
ゾンビとミステリーの組み合わせ。なぜゾンビ?って鑑賞中すごく思いましたが、
ゾンビに囲まれるホラー系でよくある状況と、それによってできた閉鎖空間での殺人事件。
ただ殺すのではなく、ゾンビを利用し、ゾンビにしてから殺すことで、二度殺す。
今までにない、とても新鮮な感覚でした。
ギャグ要素もちょいちょい挟んでくるので、最後まで飽きずに見ることができます。
脳を破壊するとゾンビは死にます。剣を頭に刺すシーンなどは、頭のレントゲンで表現しているで、グロシーンは少ないです。ゾンビの噛まれた跡や血は少しグロいですが、グロい系苦手な人もグロ要素薄目なので大丈夫かも。
なぜ誰が何のためにゾンビウィルスをまいたのか、
わからないまま終わったので、ナニコレ感は否めません。
小説ではそういった部分にも触れてるみたいなので、読んでみようと思いました‼
また、続編で「魔眼の匣の殺人」という作品もでているみたいなので、映画もぜひ続編を制作してほしいです!