新聞記者のレビュー・感想・評価
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シム・ウンギョン 松坂桃李がよい
リアル社会派ドラマで面白かった!!
新聞記者を演じる シム・ウンギョン
若手官僚の松坂桃李
この二人の演技に釘付けになった
彼女は若手の新聞記者で正義感のかたまり
突き進む!!
彼女の新聞記者魂を見せてくれたシム・ウンギョンは
今回初めて観たが とても良かった
しかし桃李君はそうはいかない
身重の妻がいて これから産まれてくる子どもと妻を
養っていかねばならず、背負うものがあるのだ
正義と悪の間に揺れ動く松坂桃李の演技心を奪われた
松坂桃李の上司を演じる 田中哲司がまた恐ろしいのなんのって
小さい瞳なのに睨みつけられるとこっちまで ブルッとしてしまう
この世に真実はあるのか?見応えのある作品だ
令和元年に観るべき作品
出演映画の番宣に毎回、気の毒になる程出演させられている松坂桃李が、今回は情けないメディアの忖度で、全く宣伝は無し。
素人目にも違和感があり過ぎる。
しかし、そんな意味があるのか分からない、バラエティ番組等での告知無くとも、劇場は噂通り、年齢層は若干高めだったが、予想以上の観客数だった。
主演の松坂桃李はじめ、役者陣が素晴らしかった。
ノンフィクションに近いフィクションのリアルさは、ストーリーだけでなく、自然な演技の賜物と気付かされる。
自分も、何故相方女性は韓国人?と不思議だったが、観終わった後には、さほど違和感は無かった。
記憶に新しい、政治絡みの数々の醜悪なニュースを数々盛り込み、ツイッター工作員のコメントは、チープでリアル過ぎて笑ってしまう。
税金泥の一員、悪の組織・内閣調査室。ああ、やっぱりなと。
総理大臣と型だけの民主主義と役人の保身のためなら、手を汚さずに、部下の命なんて平気で切り捨てる。
国民は、とっくに気づいているのに、まだ悪あがきしてるんだと、つくづく情けなくなる。
迷っているなら、観る事を強くお薦めします。
総選挙を控えている今、若い世代から老若男女、全ての国民にです。
批判している人は、この映画を観た後は尚更、工作員の一員なのか?と疑ってしまう。
この内容を映画化した関係者各位の皆様には、賞賛しかありません。
マンガ原作モノや、ペラペラな恋愛モノ、ゴリゴリフィクションのサラリーマン一発逆転スカッと系ドラマばかりはもう十分です。
これからもどんどん、こういうリアリティ重視・政府に忖度無しの作品を作って欲しい。
観客が応援します。
見応えあり。ウンギョン上手い!
ダブル主演の相手役は韓国の若い女優、シム・ウンギョン。
政府の情報操作・マスコミ操作、欺き・でっち上げによる世論操作・・・
それが政権安定のため?国の保全のため?
「形だけの民主主義でいいんだ」桃李くんの上司のこの言葉が全てを表している。
それにしても。事実を暴こうと奮闘する若き記者を演じるウンギョン、演技が上手い!
この役が日本人女優でないのは、ある意味デリケートな難しいテーマだから、イメージを気にして出演リスクを恐れたか、果たしてこの難しい役どころを演じる力量がなかったからか・・・
私はどっちもだと思うなぁ。
ここまで演技力のある若手女優、日本には今は少しいないかなぁ。美人だからいいというものではないし。
セリフは少なめ。帰国子女という役柄、日本語もつたない(英語はとても流暢)中、心の葛藤や静かに燃える闘志を目力で訴えるのが上手い。派手な顔つきではないけど、覚悟を決めた意志の宿った顔は美しいんですね。
ある意味、下手なホラー映画よりも怖い映画。
今の日本で、本当にこんなことがあるのか?
政府が信じられなくなるかも?
桃李くんも若きエリート官僚を熱演。
小さな娘を抱きながら泣きむせぶシーン、泣けました。彼なりにものすごく悩んでいる気持ちが凄く伝わりました。
官僚、政治家、新聞記者は持ちつ持たれつ。
満点を付ける人々はゴシップに踊らされてるだけ
思っていたより良かった
ジャーナリズムマンセー映画かと思いきや。
主人公の記者はそのへんのマスゴミとは一味違う記者で良い。ああいうジャーナリストが増えてほしい。
韓国人女優の方だが、良い演技だった。すぐ「韓国ガー」とか言う奴はほっときましょう。韓国にもいい人はいます。
正直、空母いぶき(ネトウヨ&自称専門家監修の、ドキュメンタリー再現ドラマ以下の代物)系の、極左寄りジャーナリズムマンセー映画だと思っていたので、いい意味で予想を裏切られました。
国側にもいい人がいるしね。
日本って、極端な右寄りと極端な左寄り系が多いけど、この作品は中立に近い。
まあ左寄りではあるんだけど。
左寄りであると感じたのは、国側と新聞記者側の描写の違い。国側にのみ黒幕がいる。まあこの作品では国に陰謀があるのでしょうがないが、現実では新聞側も陰謀だらけでしょうよと。新聞側の闇は描写されてない。あと、キーとなる国の策略がねぇ。ちょっと悪意あるように感じた。俺はこの国があんな策略を巡らしてるとは思わない。それと、最後の上司のセリフがなぁ・・・
そのへんは、官房長官に変な質問した東京新聞だかの女性記者が、この映画の原案者と知って妙に納得。だからちょっと左寄りなのね。
まあ、劇中のような策略を国が実際にやってるのであれば断罪レベルなので、その時はジャーナリストの皆さん「真面目に」暴いてください。
映画としてはすごく良い。
問題は受け取り手がどう感じるか、かな。
日本人は表面だけで感化されやすいから。
あの人類史上稀に見るクソ映画「空母いぶき」を盲信する自衛隊マンセーなアホもいるくらいなので。
この作品観て「国ガー」って言う奴が増えそう。なんでもかんでも文句つけりゃいいってもんじゃない。この映画の主人公たちのように、真実を突き詰めなければならない。
平和ボケの日本人には早すぎた映画かもしれませんね。
この作品を機に、「表面に踊らされず、真実を突き詰める」重要性に気づいてほしいところ。
現状、表面しか見ないから、国にもマスコミにも踊らされてる人多いからな~。
なお、そういう人が主人公に対するネットコメントで出てきているのもポイント高い。
こういうテイストで、マスコミ側の闇を扱った作品を作ってほしい。
というわけで、若干のアンフェアな描写と、アホを培養する可能性を加味して星4。
権力者側の悪意の真実の一部を映画化
周知の事実か?印象操作か?
封切日に観ました
幕張イオンの小さい方のスクリーン、平日昼間だけど半分くらい入ってたかな
中年以上の人が多かった
参院選始まりましたね
出来るだけ沢山の、色んな政治思想の人が観たらいいと思った
わたしは今の自民党は全く支持しないけど、
自民党、公明党などの支持者の人がこれ観たらどんな風に思ったのか教えてほしいと思った
こんなのねつ造だ!印象操作だ!というのか?
いやこんなの周知の事実だけど、それでもこうやってずっとうまく日本を回してきてるんだからいいんだよ!というのか?
あ それ以外もあるか
知りたいです
別に勝ち負けつけるようないい争いがしたいんじゃない
無理に思想を変えろとも言わない
素直にどう思ったのか?
田中哲司の冷たい目 怖っ
「この国の民主主義は形だけでいいんだよ」
「事実かどうかは国民が決めることだ」怖っ
我らが男闘呼組高橋和也も渋かった
最近気になっていた岡山天音くんが出ていて嬉しい
あ この素敵な声は♪と思ったら、前川さんも!
もう限界なんじゃないか!?そう思った。 改ざんとか、揉み消しとか、...
全国規模で公開した各方面の努力に…
平日朝イチ上映回。
レディースデーということもあるが、客席は高齢者の皆さんでかなりの混雑。
ここ数年で起きた実際の疑惑や事件を折り込み、現内閣の闇にあらためてスポットを当てた。
そして、同時にそれを見張る大手メディアの不甲斐なさにも激を飛ばす。
確かに今、テレビは放送法や様々な利権を人質に取られ、SNSに目配せし、独立した報道としてのパフォーマンスは見る影もない。
今一度、新聞というメディアが本来の機能を取り戻そうと一人の記者が奮闘する。そして内閣府に席を置く官僚もその意識に触発されて動き出す。
「記者としての挟持」
「親としての誇り」
一人の国民として、未来へ繋ぐ世代として。
松坂桃李・本田翼といった人気俳優を起用してもなお、各方面への圧力や忖度からメディアでの紹介はほぼないこの作品が、この選挙シーズン目掛けてちゃんと全国のそれもシネコンで上映され、初週の興業成績で10位とは。
もちろんもっとたくさんの国民に見てもらいたい気持ちはあるが、まずはこの独裁政権に負けることなくここまでこぎつけたスタッフの方々に敬意を表したい。
そして作品。
やはり主人公のシム・ウンギョンの素晴らしいこと!
あえて日本語が流暢でない彼女を起用したからこそ出る、あの真っ直ぐなメッセージ。
脚本にはいろいろ言いたいこともある(ミステリとして事件の真相が明確化されていく結果、本来現実世界で取り沙汰された国家全体の問題がむしろ限定的なものに矮小化されてはいないか。今回明かされる陰謀はちょっと非現実感とエンタメ感が強くて…)が、とにかくこの内容でこのキャストでこの規模で作り上げたその事実に、★4つを差し上げたい。
この作品は、「(描かれたことが)事実か?フィクションか?」という視点ではなく、「メディアやSNSに溢れる情報を、目に見えることだけ受け止めていないか」そして「あなたは、一人の社会人として恥ずかしくない仕事をしているか」を考えさせる。
そしてそのテーマはこのあと、我々観客に投げられている。
まず、子供たちへと繋ぐ働き盛り世代がしっかり観て考えること。そして、動くこと。
まずは選挙だ。
久々の骨太のポリティカル・スリラー
「新聞記者」は日本映画では久々の骨太のpolitical movieだった。日本映画の秀作は人間の内面を描いているものが多くて、社会全体の問題をあつかうことは少ない。たとえば、「夜空はいつでも最高密度の青色だ」は大好きな傑作だが、背景に現代社会の持っているさまざまな問題は描かれていても、社会問題が正面から描かれるわけではない。見ている人間には格差社会という日本の現実がひしひしとは伝わるわけだが、映画のテーマではない。今年一番の秀作だと思っている「愛がなんだ」や「町田君の世界」の社会性はもっともっと低い。
日本映画のレベルは決して低くはない。しかし、エンターテインメント性と社会性政治性を兼ね備えた傑作というとほとんどない。韓国映画だと、たとえば「タクシー運転手」などはその両方を兼ね備えた大傑作だ。ところが日本映画でそういう作品があるかというと、なかなか思い浮かばない。そういう意味では、この映画はその両面を兼ね備えた久々の傑作だ。よくここまで思い切って描いてくれた、良く公開にこぎつけた、メジャーな役者さんたちがよく出演してくれたと感動した。
この映画に描かれている出来事をフィクションだと思うか、現実にもありうることだと感じるかは人それぞれだが、そういう問いかけを投げつけてくれるだけでもすごいと思った。
この映画を見終わった後に爽快感はない。告発する側の一応の勝利という決着をつけることをしていない。そのあたりに、さらにこういう映画を作りにくくしている日本の政治の現実があるのかもしれない。
映画館に行って見るだけの価値のある作品
ラスト、仕方ないとは思うけど
新聞記者
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