「JFKにはならなかった」新聞記者 背中にエンジンさんの映画レビュー(感想・評価)
JFKにはならなかった
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前知識無しにレンタル。冒頭、現政権(令和元年の政権)の疑惑をそのまま持ってきたかの様な事件を二つ持ってきた。JFKの様にそれを監督や脚本家なりに、理論的に証拠を見せて独自の結果を出すのかな?と思ったら、それは掴みだけだった。
これは下手すると単なる政権批判のプロパガンダとも思われるだろうなぁと言う感じ。
タイトルが「新聞記者」だが、女新聞記者が主役なのか、官僚の松坂桃李が主役なのか分かりにくい。女新聞記者が主役だとしても、あまり「新聞記者」と言うタイトルが当てはまるとも思えないし、松坂桃李ならよけいにだ。女新聞記者は韓国系の人らしいが、あえて彼女を使う理由が分からない。彼女自体は良い役者なのだろうけども、ストーリー的に彼女を使うと何かの伏線?とも思ってしまうがミスリードに近い感じだった。むしろ、松坂桃李の妻役の本田翼を記者役にした方が良かったかもしれない。正直、演技が上手いとは言えないが、役にハマった時は割りと良い時がある。彼女がガツガツとした新聞記者役と言う方が映画としては面白かった気がする。
ラスト、「えっ?」と言う最後で「それでどうなるの?」という終わり方なのも余計にマイナス。
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