「アカデミー賞?どうかしている!!」新聞記者 daiconnaさんの映画レビュー(感想・評価)
アカデミー賞?どうかしている!!
作品賞に最優秀女優賞???信じられないというか冗談だろう。みんなどうかしている。ただ、扱っているテーマに注目しただけで、中身は問わない感じだ。作品のクオリティを競い合うという最低限の規範もなくて、何がアカデミーだろう。本当に日本映画は腐っている。体制と反体制、権力と市民のような対立軸に対しての映画的戦略がゼロに等しい。新聞記者の良心も、今や復讐的な個人のモチベーションに矮小化されている日本のヘタレ感ばかりが目につく。本当に描きたいものは何だ?と問うてましな答えが帰ってくる気がしない。怒りも情熱も叫びも製作者のギリギリの慟哭も、何にも感じられない。映画の程をなしてない。これをみて震え上がる当事者は1人もいないと断言できる。
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