劇場公開日 2019年6月28日

  • 予告編を見る

「現実と、虚構がクロスオーバーする社会派ドラマ」新聞記者 田中孝治さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0現実と、虚構がクロスオーバーする社会派ドラマ

2019年7月16日
Androidアプリから投稿

「新聞記者」は、必要か?
現実の事件をなぞらえて進行する。これ、大丈夫?と、心配してしまうくらい、際どいストーリー展開。心意気を熱く感じてしまう。今の世の中、インターネットの発達に伴い、何が正しいのかわからなくなった。本来、新聞記者はじめ、ジャーナリストは反権力であり、牽制する役割があったはずなのにと、思いが募る。実際のジャーナリストが吉岡と、同じ志を持っていると信じたい。演者は皆、圧倒的な存在感で演じている。今年一番の作品。こういう熱い思いの作品が沢山の人に届くといいなあと、思います。

タナパン