エンドレス・エクソシズムのレビュー・感想・評価
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設定は面白そうなのに
霊安室に勤める主人公の元に運び込まれた遺体。実はそれは…という話。
『ジェーン・ドウの解剖』を思い出すが、遺体の正体は映画冒頭で想像つくので、後は誰がどうやって生き延びるかが焦点となる。
設定は悪くないのに大味で戦いも結末も納得感は薄い感じ。
この手の映画は、古くは憑依される俳優の演技が子供も大人も上手いが、本作も演じるカービィ・ジョンソンが上手くて迫力あった。
大味なオカルト映画だが、主人公メーガン役のシェイ・ミッチェルはインスタ見るとかっぱえびせん好きみたいなんで応援したい。
ホラー映画で人生を学ぶ
この映画を観て思わず自分の人生について考えてしまった。
「あそこで別の選択をしていれば!」と一つ一つの過った選択によって起きたことでは?と。
ハンナの父が燃やしに来たときになぜ言動に疑問を持たないのか。不可解なことが起きて何で父の言動と結びつかないのか。
……結びついたらあっさり映画は終わってしまうが、それにしても鈍感すぎて本当に元警官なのか。
自分も改めて正しい選択をして生きていきたいと感じた。
最後、悪魔はメーガンに取り憑いたか?と思ったが違うような気もする。ではタイトルのエンドレスの意味は?
せむし少女
時折ゴラムに見えてしまうハンナの逆関節歩き
3ヵ月前に悪魔祓いの失敗によって神父が一人殺され、父親が自らハンナの息の根を止める。しかし、病院に送られてきたハンナの遺体は3ヵ月前のものとは思えないくらいだった。腹と首に大きな傷跡があったのに、徐々に傷が消えてゆく恐怖・・・
死体安置所に勤めることになった元警官のメーガン。相棒を死なせてしまったというトラウマから薬に頼るようになった。遺体が消えたとか、何かが見えるとか、「まだ薬飲んでるからよ」と友人の看護師リサから一喝される。だって見えるんだもん・・・
ゴラムに見えてしまったら恐怖も半減してしまうのですが、その他にも怖いシーンが満載。エクソシズムシーンは冒頭だけだったので、悪魔祓いにリアリティを感じない方でも怖さは伝わってくるはず。そして、プロットとしてもホームレスの男が絡んでくるので面白くなってくる。
燃やしてしまえば解決!などと言っても、次から次へと犠牲者が増え続ける。トラウマを克服できるのか、メーガン?!といった感じで進むストーリーもなかなか良い。死体安置所という設定もあって、グロい映像もいっぱい。ただし、ラストはちょっと呆気ない・・・
ハンナは貞子が伽倻子みたいで怖い
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