「私は蜷川実花ワールド好きなんだよ」人間失格 太宰治と3人の女たち らぶにゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
私は蜷川実花ワールド好きなんだよ
蜷川実花 大好きな私としては、手放しで良かった〜と言いたい。…が、色彩豊かな映像が好きな私としては、時代が時代だけに、少々、残念な結果に…。それでも、女性陣の着物や、お店の壁紙など、この時代には相応しくないくらいの色彩を放っていた。…さすが、蜷川実花ってところ。
太宰治のお話なので、ストーリーは、まあ、さておきましょう。
個人的には、大好きなエリカ様の、ヘルタースケルター以来の裸体を拝みたかったんですが…。意外と、裸体はさらさず…。それどころか、思ってた以上に、出演シーンが少なくて驚いた。
二階堂ふみちゃんも好きなんだけど、彼女が、あんな大胆なシーンを演じているのは驚いた。そろそろ大人の女優へと変身を遂げる時期なんでしょうね。
それから、宮沢りえ。ドシンと構えた母親役。それでいて、大人の色気もあり、大変よろしかった。
最後に、小栗旬。なんとも美男ぶりが、とても似合っていた。
チケットを購入するために並んでいると、後ろのカップルが、「面白くないらしいよ〜。」と話していた。映画に限らず、好みなんて人それぞれ。それでも、私は観たいんだよ〜と心の中で叫びながら、チケットを買いました。映像美を楽しみにしたっていいじゃないか〜。出演者が好きだから、楽しみにしたっていいじゃないか〜。蜷川実花だから、こんな豪華キャストが揃うんだ。それの何が悪いんだ〜。
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