運び屋のレビュー・感想・評価
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まだまだ現役で頑張って
クリント・イーストウッドの主演監督作品はいっつも最高で心に響いてくる。アールを必ずしも善人には描かずに人間臭くしてるのも堪らん。そして歳をとってからのクリント・イーストウッドを見てると死んだおじいちゃんをちょっと思い出す。
クリントイーストウッド自身を描いたような作品
素晴しかったです。
削ぎ落として削ぎ落として残った部分をたっぷり堪能する感じの作品。主人公は物凄く危険な橋を渡っているし、周りはピリピリしているのに、本人は飄々として鼻歌交じりにドライブしたりしちゃうので、不思議と笑えてきてしまう。しかもしれっと差別的なワードを使ったり、びっくりするようなことを言う。これが人生90年修羅場をくぐり抜けて生き抜いてきたからできる所作なんだろう。そんな主人公に影響を受けていく周囲の人間(だいたい悪者)も良い味を出していました。
最後の家族とのシーンと、クリントイーストウッドの笑顔、綺麗なデイリーリリーが印象に残りました。90歳でもまだまだ新しい挑戦が出来るしそれで変われる事もある。まさにクリントイーストウッド本人を描いたような作品で、いろんな意味で凄いの一言。まだまだ現役!これからも傑作を生み出してくれるのを楽しみにしています。
名優の集大成
陽気なイーストウッド
派手さは皆無なのにこの面白さ。
クリント・イーストウッドは裏切らない❗
思ったよりも
テーマは不変
ありがとな、ジイさん。元気にしてたら、また会いにゆくよ。
イーストウッド流石の名演技
不憫に思えて仕方ない。
『運び屋』字幕版
※「スパイダーマン スパイダーバース」見た後に鑑賞。
*主演*
クリント・イーストウッド
*感想*
クリント・イーストウッド監督の作品は何本か観たことがあります。どれも傑作ばかりだったので、今回の「運び屋」を非常に楽しみにしてました。(^^)
評判通りなかなか良かったです。主人公・アールは、家族より仕事を優先し、家族から見放され、特に娘とは12年間も口を聞かないでいた。時の流れからインターネット時代の影響で、商売が失敗し、自宅が差し押さえとなり、金銭的に困ったアールは、ある男から「車を運転するだけで大金が手に入る」仕事に誘われる。
90歳なのに現役バリバリのクリント・イーストウッドがカッコいい。監督も素晴らしいですし、演技も素晴らしかった。口が悪いし、家族より仕事を優先し、妻や娘に嫌われ、お金に困った末に麻薬の運び屋に転落し、家族の絆をどう取り戻すのか?警察や麻薬捜査局にどう切り抜けたのか、行く先々でハラハラドキドキしちゃいましたね…(^^;
あと、モーテルでアールが二人の巨乳美女に誘われ、チョメチョメするくだりは、さすがに引いたww
物語が進むにつれ、アールが不憫に思えて仕方なかった。麻薬組織との絡みがハラハラした…
全体的に重いような雰囲気ですが、そうでもなく、クスッと笑えるシーンがちょこちょこあったし、最終的には、グッときました。
あと、驚いたことが2点。
一点目は、アールの娘役の女優さんがクリント・イーストウッドの本当の娘だったこと。
二点目は、麻薬捜査員がブラッドリー・クーパーとマイケル・ペーニャが出てたこと!
総じて、アールが途中から不憫に思えて仕方なかったけど、なかなか良かったです。90歳の運び屋なんて驚きです。家族の絆やアールの心情描写が上手く描かれてたけど、毎回麻薬を運ぶシーンで、眠たくなってしまったw ラテのシーンもちょっとウケた。(^^)
ザ・ラストワン
クリント・イーストウッドが米寿にして監督・主演を果たしたこの作品。彼の映画人生を90歳の主人公に投影していてストーリーを超越して素晴らしい。とにかくクリント・イーストウッドの生き様を観る映画なのだ。劇中の科白にある通りこれが「ラストワン」なのだろう。 マグナム44を構えるでかい看板に惹かれて梅新の映画館で「ダーティハリー2」を観たのは中学生の頃。あれから45年経ってしまった。彼の映画はいつも斬新でありながらオーソドックスで、光と影、短いカットと長回しの使い方、ドキュメンタリー的手法などなど…映画を知り尽くした職人技が観ていて心地よい。一日中ソファでTVを見てすごしている私の父親と同じ年齢なのか…と思うと尊敬せずにおられない。たとえそれが家庭を顧みない超わがままな人生であったとしても。
ラスト、ハイウェーで安堵した。
結末は察しが付いたものの・・・
なかなかに緊張感があった。
黒いトラックは何処でも走っているようなので新車に替えてよかったのか。
実入りがいいのだなと感心(して良い話ではないが)。
仕事バカも日本ならここまでひどくない(はず)。
昭和の時代なら普通にいたかもしれないが・・・娘の結婚式くらい、普通は出るだろう。
後半の出来事の時間配分等は、映画的スピードで実際にこのようには事が運ばないだろうが、イーストウッドの映画らしく、心地よい(と言っても清く正しいわけではない)終わり方。
実際の仕事は捜査員の裏をかいているのか、単なる気まぐれなのか、クルマの運びが上手い。
途中、捜査に引っ掛かる中年男のチキンぶりと対照的。
働き方改革の良い見本?
余裕のない仕事は破綻する。
途中の伏線をちょっと見逃したぽい(主従関係の部分)ので、もう一度じっくり観てみたい。
成功体験はまさに麻薬
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