フッド ザ・ビギニングのレビュー・感想・評価
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義賊になろうよ
Amazon Prime Videoで鑑賞(吹替)。
ロビン・フッド誕生秘話。領主から義賊、そして英雄へ…
4年ぶりに戦場から帰還したら戦死したことになっていて、そればかりか家も土地も恋人もみ~んな失われていたら、そりゃ納得いかんわ。ってか、苦労したんだなぁ…
多額の戦争税を課せられ苦しむ民衆。その中にはかつての恋人、マリアンの姿も…。圧政を敷く州長官、許せん!
頭巾を被ったロビンの行動は民衆を動かし、高まる革命の機運。ついでにマリアンとの恋も再び高まるのでした…
たっぷりのアクションを堪能。弓矢遣いが絶品でした。レゴラスやホークアイで見慣れた感があるものの、ロビン・フッドは彼らの元祖みたいなもの。なるほど凄みがありました。
前を向いたまま後ろの敵に命中させるとか正直憧れる。華麗なアクションを体現したタロン・エガートンの身のこなしも優れていて、さすがエグジーだなと思いました(笑)。
[余談]
ベン・メンデルスゾーン…安定の悪役!
いやぁ~憎たらしい!(笑)。
※修正(2023/05/05)
キングスマンなフッド・ヒーロー
ロビン・フッドの映画も数多い。
古くはエロール・フリン主演のクラシック名作活劇、ディズニー・アニメのキツネ・ロビンも居ればケヴィン・コスナー主演のヒーロー・ロビン、近年最後の映画作品はリドリー・スコット×ラッセル・クロウで中年ロビン。
古典ヒーローでありながら多種多様なロビンに、また新たなロビンが。つまり、
“若き頃”“誕生秘話”“誰も知らない歴史の裏側”“新解釈”…定番の“新生”“現代風”。
実はロビン・フッドの物語は何となく知ってるようで、詳しくはよく知らない。
Wikipediaで元の原作の話にさらっと目を通してみたら、本作は踏襲しつつ、オリジナル要素も。
中世イングランド。
領主のロビンは美しい娘マリアンと恋に落ち、何不自由ない暮らし。
十字軍として出征、4年後帰って来ると、戦死した事になって何もかも失い、マリアンは別の男と暮らし、悪徳州長官により領民は苦しめられていた。
ロビンは戦地で敵だった弓矢の戦士ジョンと手を組み、悪政と闘う事を誓う。頭巾(=フッド)で顔を隠した反逆ヒーローとして…。
表向きは州長官らに取り入り、大きな卓に座ろうとする上位志向の領主。
が、フッドに隠した本当の顔は、悪どい金持ちたちから金を盗み、領民たちに配る正体不明の“ねずみ小僧”。
こういう二面性のあるヒーローって、いつの時代も魅力。
かと言って、ロビン一人で悪政に立ち向かう訳ではない。
終盤、領民に呼び掛け、共に奮起。
その姿はまさしく、民衆のヒーローだ。
ロビン・フッドと言えば、弓矢の名人。
でも最初は、“遅すぎる”。
ジョンから訓練・修行…いや、しごかれる。
メキメキ腕を上げていき…
本作の見所の一つは、そのド迫力の弓矢アクション。
オーソドックス・スタイルで射ったり、ジャンプしながら射ったり、複数で射ったり、高速で連射したりと、放たれる弓矢アクションの数々には興奮必至。
弓矢アクションだけではなく、馬車チェイスなど見せ場とアイデア凝らしたアクションに圧倒される。
それらに文字通り体を張って挑んだタロン・エガートン。
もはや彼には、スピーディーでキレッキレのアクションは十八番。
若く熱い新生ロビン・フッド像もイメージに合っている。
ジョン役のジェイミー・フォックスも力演。何故、ラジー賞助演男優ノミネートなんだろう…?
そういやこの二人、エルトン・ジョン&レイ・チャールズだね。
州長官役のベン・メンデルソーンも悪役を憎々しく。そういやこの人、『ローグ・ワン』でも中間管理職的な悪役だったね。
全体的に現代的なアクションや衣装やキャラ描写。
悪くはないが、センスが冴える!…とまでは活かず。
ロビン・フッドの映画を見ている筈なのに、名だけ借りた中世版タロン・エガートンの某人気アクションを見ているような…。
悪役は神に仕えたり、携わる者たち。なので、その宗教観がイマイチ伝わりにくも…。本作の評価が低いのはそれもあるのかな…?(ラジー賞作品賞ノミネート)
州長官は例外として、よほどの悪人でないと他者を殺めないロビン。戦地で因縁ある将軍と再び対峙した時も命を奪おうとはしなかった。殺し合う領民や敵兵に呼び掛け、自分が犠牲になろうとする崇高な心の持ち主ではあるが…、でも別の場面では敵兵を弓矢で何の躊躇も無く殺したり…アレ? まあこんな事言い出したら、アクション映画は成り立たないんだけど。
それから、マリアンはロビンにとって必要不可欠な運命の女性であり、ヒロインでもあるんだけど、何か本作に限っては魅力もイマイチな蛇足感が…。
マリアンの現カレが…!?
有名な地名の登場やラストで集ったロビンと仲間たち。
ロビン・フッドの物語をよく知る人にはニンマリリンクネタで終わって、製作側も続編を作る気でいただろうが、興行・批評共に弓矢が大外ししてしまったので、まあ無いだろう。
でも総じて、思ってたよりかは楽しめた、新生現代風ロビンであった。
アクション、ロマンス、色々と詰め込んでいる
こういうのを冒険活劇というんだろう、とにかく観ていて、にやりとしてしまう。
最初は兵にかり出されて戦いの中で、帰って来てきたら自分は死亡したことになっている。
しかも家は取り上げられて、恋人は鉱山で新しい人生を送っている。
ロビンフッドといえば弓矢で的を倒すというイメージなのだが、正直、剣や飛び道具の方が効率的ではと思っていたんだけど、手に複数の矢を持って、バンバンと連射して敵を倒すって、こんなことができるのというか、可能なのとびっくりだ。
敵を欺く為の芝居、寄付金をじゃらじゃらとか、得意げな顔に、まるで水戸黄門みたいだわなんて思うんだか、痛快だ。
馬車で街中、馬で駆け抜けるシーンとか凄かった。
そして、終わり方が憎い、これってPERT2出る。
権力を求める者の飽くなき欲望は永遠なんだと思ったわ。
これは。ぜんぜん中世英国の話ではない、トランプ批判、習近平批判の現代政治劇だ。
見栄え優先、アクション優先、話の辻褄もなんか妙に合ってないんだが、面倒な筋は飛ばしていいじゃん的な?ツクリ。
だいたい、なんで馬を盗みに来た泥棒女といきなり恋しちゃうんだ? 美人だから? それあり?
十字軍から帰ってきたら領地没収されてたって、無茶苦茶な話に、どうしてもっとちゃんと抗議しないんだ。抵抗運動するにも、順番が違う。
衣装も建築物も、ことによると人間の思考方法も、中世と現代をつき混ぜたような不思議な世界。悪役は現代風のスーツ、てゆうより宇宙船の乗組員みないな妙にオシャレな服、いっちゃえばスペースオペラ。
原題は単に「ロビンフッド」。ザ・ビギニングてのは誰がつけたんか、と思ったけど、なんか続編作りたそうなラストだったから、まあよしとして。
物語の設定も、十字軍っていうより湾岸戦争。鉱山の抵抗運動はモロに今日の香港のデモを思い出す。義賊に共感した民衆が街角にフッド(頭巾、つまりフードだな)を打ち付けて「連帯」の意志を示すのなんか、つまり「雨傘運動」だ。
つまり、時代劇の名のもとにまっすぐに現代世界の物語を描いている。 全体のテーマは、完全に現代の合衆国政策批判。イスラムとの戦争を煽って私腹を肥やすノッティンガムのシェリフ、貧民層を憎む言い草は完全にトランプ大統領のモデル。
だんだん中世らしさはカケラもなくなっていく。つまり、この映画は現代の話をやりたいんだ。彼らは自分たちで「これは革命だ」って言ってるし。
これは「盗賊の話だ」ということは、ははあ、ルパン三世なんだこれは。んで、この妙に胸の谷間を強調したマリアンは峰不二子で、滅法強いアラビア人のヨハーム?は次元大介なわけだ、なるほど。荷車のお宝を奪取する仕掛けとか、「ケーパーもの」としてみれば、それはそれで楽しい。
「中世十字軍のころの歴史モノ」を期待していった自分としては、何か違うモノだなと思ったのは事実ですが。
タロンエガートンのちょいファニーで優男風なお顔が、どうもロビンフッ...
タロンエガートンのちょいファニーで優男風なお顔が、どうもロビンフッドのイメージに最初合わなかったけれど、
ジョンによってメキメキと腕をあげていく特訓シーンはロッキーぽくてワクワクしました。
ロビン対悪徳官吏という図式だけでなく
マリアンやタックなど、それぞれ思惑あって動いている所も良かったかな。
黒幕が枢機卿とかキリスト教の堕落と、どちらかというとイスラム教信者の方を清廉なイメージで描いていて
腐敗したイギリスを描くハリウッド映画でした。
☆☆☆★★ これは、過去の『ロビンフッド』とは全く違う映画。 【 ...
☆☆☆★★
これは、過去の『ロビンフッド』とは全く違う映画。
【 注意 】 観る人の受け取り方によっては超危険な思想の映画となりうる。
ロビンが帰国しジョンと再会した時に、ジョンはロビンへ言う。
「無力なのは、自分が無力だと思うからだ!」(この辺りはヘラヘラと観ていたので正確ではない)
ジョンがロビンに弓の指南をする辺りでは。
「おっ!『酔拳』?いや『カラテキッド』?…って言うか、日本的に考えたら塚原卜伝か?。そして、石川五右衛門&鼠小僧次郎吉かい?。これで杉作が登場したら『鞍馬天狗』でオールスター揃い踏みだな〜」
…等と、のほほんと観ていたら。中盤辺りから…。
「ちょっと待てよ!俺?今、とんでもない思想の映画を観ているのじゃないだろうか?」…と、少しずつ心配になって来た。
ここ数年間で、どれほどの◯メリカ万歳な作品が製作されて来た事だろう。
曰く。《テロには決して屈しない》を公に公言し、特定の民族を【敵】として描いて来たハリウッドが…。
映画は、完全なる勧善懲悪の物語。
とにかく観客を飽きさない様に、ドラマとドラマの繋ぎの役目を果たすアクションシーンの凄まじさは。はっきり言って超娯楽ジェットコースタームービーとして相応しい…のだが!
ここ数年で、世界中を席巻しているのは。権力を持ち得た、国を動かす指導者の右翼化だ!
〝恐怖〟を煽って(または国◯との言い方を駆使して)は、あらゆるメディアを利用して民衆を扇動する。
そんな指導者にとって、〝恐怖〟を煽り続ける為に。権力の座を維持する為にも、大事な産業と言えば《軍事産業》に他ならない。
国を潤す為の軍事戦略は、自分の権力を維持する為にも1番の近道でもあるのだ!
ところが、それだけではない。
映画の中では、より権力を持つ人物が登場し。民衆に対して、【神】の名を語って民衆を煽り続けるのだと言わせているのだ!
「神は恐怖を与えた」…と。
神に使えし者が、神の名を語り民衆を扇動する。
そんな映画が、今この時代に製作されている事の意味は一体何故なのか?
映画の後半で、ロビンは自らの素顔を晒し叫ぶ!
〝 聖戦だ 、…と。
すると平民の1人が叫ぶ!
〝 神と共に戦おう。…と。
この時に。映画を観ていて、再びこの台詞を思い出したのだ!
「無力なのは、自分が無力だと思うからだ!」
州長官は差別的な意味を込めて、アラビアの民であるジョンに対してはっきりと言う。
「豚の血を飲ませてやる!」
製作側が。どんな思いを持って、この映画を製作したのか?…は、想像の域を出ないのだけれど。少なくとも、これはハリウッドの資本が投入されている超娯楽エンターテイメント映画に間違いはない筈なのだ!
それこそ勧善懲悪風味の、娯楽エンターテイメントとして、一級品で有るにも関わらず。観る人の受け取り方によっては、或る特別なメッセージになり得てしまうのではないだろうか?…と。
その危険の炎は、作品の奥底に潜み続け。危険な扇動を煽ってはいないのだろうか?…と。
今この時代に、この作品が生まれて来た事実には。スクリーンを眺めながら、本当に驚愕してしまったのだった。
2019年10月21日 TOHOシネマズ日比谷/スクリーン7
タイトルなし
ロビンフット誕生の話でした。
タロン君の弓アクションがかっこよすぎてそれを観れただけで満足です。
テンポよく話が進行していくので、観やすいといえば観やすかったです。
ただ、気持ちの変化の描写が少なかった様に思います。この少ない会話と時間でそこまでの決断ができるかなーと思う場面が何ヵ所かありました。登場人物の気持ちの動くシーンがもう少しあれば、もっと感情移入して観れたかもしれません。
まあ、そうすると上映時間が長くなっちゃうので難しいのは分かるんですがねえ…
あと、服装が時代にあってない感じが否めなかったです。(特に仮装パーティーらへん…)
余談ですが…ウィル(マリアンの彼氏)は、シェリフか枢機卿の息子で、市民に扮してスパイ的なことをしてて最後は裏切るのではとかなり疑って観ていたのですが、そこは残念ながらハズレてただ裏切るだけでした( ´ー`)笑
予告編で見せすぎちゃってるかな。。
なんと言っても、一番の見せ場は弓アクション!キングスマンのタロン・エガートンが魅せる華麗な身のこなしから繰り広げられる弓術はとてもカッコよかった!回転しながら2本の矢を放ったり、落下しながら後ろに放ったり。この人のアクションは常にクオリティ高いですね。個人的には、ジェイミー・フォックスの弓アクションももっと見たかったです。
ストーリーは、前半〜中盤のロビンとジョンで計画を進めていく展開が特によかったです。領主と盗賊のダブルフェイスで、州長官を追い込んでいく展開はワクワクしました。ただ、終盤の「俺たちの聖戦」はなんともあっさり終わった印象が。。あんなにも簡単にことが進むものだろうか?
あと、マリアンの衣装が全部胸元ざっくり開いてたのが悪目立ちしてたかなと。
全体的には、予告編で全て出し切ってしまってた印象が強かった。カッコいいアクションシーンも予告編で見てたし、ストーリーも予告編から予想できる内容だったので、もう少しテンション上がるアクションがあってもよかったかなと思います。
アクション映画、キングスマン 好きにはたまらない
スピード感がすごく、サクサクと進むので中だるみもなく、かっこいいアクションシーンが満載。
時代考証、服装についてツッコミ点はあるとしても、ただ単に「アクション映画がみたい」という人でしたら全く問題もありません。
また、歳の離れたバディが出会い、第一印象は悪いところから手を組むようになり主人公を育成して強くさせる。
主人公を庇って犠牲になる、などキングスマン や多少MIBなど様々なハリウッド映画の王道をいくところも、かなり好印象です。本当に、おもしろい!
タロンくんをはじめとする出演者たちの熱演も極まり、とてもおもしろい作品となっています。
ストーリーの細かいところや時代考証を気にしたり歴史が好きな方などにはあまりオススメできませんが、アクション映画、スパイ映画、バディものが好きな方には心の底からオススメできます!
ジョン役がウィルスミスあたりだったらもう少し話題性があってよかったのでは、と最初は思っていたのですが
ジェイミーさんで正解だと思います。!!!!!
You wanna rob, now it's time. ロビン・フッド定期
多分対象年齢は小学生ぐらいかな?っと観てる時に思わせてくれるタロン版ロビン・フッドです。もし小学生時代に観てたら物凄く楽しめたに違いない。でもレイティングはPG-13。あれ?需要と供給があってないぞ?
本国アメリカの公開から一年遅れでやっと日本でも公開されました。ラジー賞3部門ノミネートでも受賞ならず、全世界公開してても未だに制作費も回収出来てないようなのですが、まぁ良いのです。ロビン・フッドは定期的にやんなきゃいけないコンテンツだし、観たら観たでそれなりに楽しめましたので。
タロン版ロビン・フッドは現代風にアップデートしてありスタイリッシュでした。見た目はとてもカッコ良く撮ってあります。「時代公証?何それ、美味しいの?」と言わんがばかりの作品造りには潔さすら覚えました。それでも、馬車チェイスのシーンはなかなか迫力あり、見応えありましたよ。
あの中世のイギリスに鉱山とかあったのかなぁ?ってか石炭もまだの時代に何を掘ってたんだろう?とか、色々爆発してるけど、12世紀に爆発物って何があったんだ?とか、壁を破壊する威力の弓矢ってどんな仕組みだ?等々、知的好奇心も刺激してくれます。
ロビン・フッドは10年に一回ぐらいのペースで作られている気がするのですが、きっと日本における忠臣蔵なポジションなのではないかと勝手に思っております。誰でもなんとなく知ってるお話。タロン版は大ゴケで続編はないでしょうが、次の10年後のロビン・フッドには誰がなるのか、どんなロビン・フッドになるのか楽しみにするのも映画ファンの一興ですね。
弓と馬とタロン様
中世の時代劇(というのかな)が好きで「キングスマン」のタロン・エガートンが
主演なら、もう観るしかないでしょう!!
今回は弓が主役です!!四方八方弓がびゅんびゅん飛び交う様は
ハラハラドキドキ、刺さったら痛い!いや死ぬかなんて思いながら観てました
中世の作品だと剣が主流でチャンチャンバラバラやりますが
今回はロビンフッドですもの。弓を撃つ姿もかっこいい!
戦うシーンは弓が飛び交います!
ロビン演じるタロン様が弓を撃って撃って撃ちまくる姿は
心はときめきました
一度に2本、3本とまとめて弓矢を撃つシーンも驚きです!!拍手喝采!!
何と言っても馬車(というのかな?)のシーンはまるでジェットコースターの
ように迫力がありました。カーチェイスいやあれはホースチェイスでしょう!!
ベン・ハーの馬の競技のシーンと重なりました
アクションシーン満載の何も考えないで楽しめる娯楽作品だと私は思いました
ロビンが弓の使い方を教わるシーンがあるのですが
キングスマンでも修行したけれど今回も修行かい!どーでもいいことを
考えて笑ってしまいました
弱者に優しく、強者に立ち向かう英雄
いろんな形で作品化としているロビンフッド。
今回のフッドは、とにかくカッコいい。まずタロンがかっこよすぎて、ファンにとってはその時点で観る価値はあるのではないか。
ストーリーは過去のと比べても大きな変化はないかな。
あまり頭で先の展開を想像してしまうと、大きく予想を裏切るシーンはないため若干退屈に感じてしまうかな。
最後は恋人の旦那が新たなヴィランの誕生して終わり。
一応次回作に期待が膨らむ形となった。
弓の使い方は相当勉強、訓練したのかな。凄く上手く見えた。
ストーリー性よりもとにかくアクションを楽しむ作品に感じた。
何も考えずに見れるタロン・エガートンのアクション映画
フッド ザ・ビギニング【2D 字幕 試写会】
鑑賞日 2019 10/8
過去にロビンフットの作品は見たことがなく、今回が初めて。まず歴史物のような作品なので、中世のイングランドの世界観をCGや衣装、小道具で見事に再現していた。エンドロールがとても長かったのできっとかなり力を入れていたのだろう。また、タロン・エガートンのアクション「キングスマン」シリーズ同様にとても素晴らしく爽快だったし、様々な演出も良かった。最後のシーンから推測するに、興行次第で続編を作るのだろうか?ただ、脚本も所々違和感があるし、設定も結構めちゃくちゃ。特にジョンの息子は殺され、ジョンは捕まっていたのに何故かイングランドに戻ってこれたという謎…。
また、原題が「Robin Hood(ロビンフッド)」なのに何故変える必要があったのか…
何回も作られているので.......
イギリスのみならず、世界中で一度は、映画や本でロビンフッドの物語を目にした方は、多くおられると思うが、この映画に関しては、奇をてらったという言い方があっているのか?ホワイトウォッシングを避けるためか?言い尽くされ表現され尽くされているので、目新しさを狙ったのか?何とも大胆なシナリオとなりすぎているので、個人的についていけない自分がいる。リトル・ジョンは話の中では、もちろん白人で、その名前とは裏腹に一説では7フィート(2m13cm)の大男とされている。どちらかというと、物語の中では、この映画とは真逆で、むしろコミカルな出会いをロビンフッドとリトル・ジョンはするのだけれども。そういえばアメリカのTVシリーズ「コンバット(1962)」でもリトル・ジョン上等兵がいたような....?
Robin stole from the rich and gave to the poor.
It became a bedtime story.
But listen, forget history.
Forget what you've seen before.
Forget what you think you know.
This is no bedtime story.
視聴者は概ね支持をしているが、amazon.comの803に及ぶレビューでは☆5(35%)より☆1(36%)のほうがうわまっている。批評家の意見を参考にすると........。
ローカルの無料日刊新聞で、月曜日から金曜日にロンドンでタブロイド形式で発行されいる新聞紙でウェブサイトもあるLondon Evening Standard
"Robin Hood review: Macho medieval Robin doesn’t have the charm
to score a bullseye" という見出しより
「この作品は最初のRobin Hood映画からは、かけ離れたもので、確実に最後になるわけではないが、最悪な映画として回避したいなら次世代からの協力的努力が必要である。」
世界最古の新聞紙Times (UK)
"Robin Hood review:Taron Egerton’s archer-thief has fun and flair"
「この映画全体を通して、馬鹿げた冗談のようなものだけれども、初監督のオットー・バサーストの才能と勇気によって成し遂げられている。」
撮影場所はクロアチアのドゥブロブニク、知っている人はそのたたずまいに息を呑むことは必至かも知れない。
個人的には、少し手厳しいかもしれないが、今回の映画のプロデューサーの1人、レオナルドさん、予算110億円、宣伝費も入れるとA box-office bombとなる可能性がありますという段階ではありません。確定です。しかも本国アメリカではPG-13という視聴制限もついているので、拝金主義映画会社、ディズニーのようにうまく子供も見ることのできるGを獲得する賢明さも必要ですよ。......上から目線ですみません言い過ぎです。それなら書くなってか?
ロビンフッドを演じたタロン・エガートン。先日観た映画でエルトン・ジョンの半生をミュージカル形式で描いている「Rocketman(2019)」などノリにノッテいる俳優の1人で、嫌みのない見ていてそつのなさが好印象に比べ、個人的な意見として、個人攻撃と思っていただいてもよいが、リトル・ジョンを演じたジェイミー・フォックス、オスカーを獲り、“Hollywood Walk of Fame”にもなり、順風満帆のようだったのに、あの飲んだくれの問題児、メル・ギブソンのように差別発言や黒人至上主義を振りかざし、挙句の果てには、何を思ったのか、神を冒涜する発言も飛び出している。このような方が出ているような映画は、自ずと内容の低さがわかってしまう。失礼、Mr.フォックス.........!?
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