影裏のレビュー・感想・評価
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観るべきは、う、中村倫也の衝撃的な佇まい、だ‼️
人物造型がステレオタイプでセリフが陳腐、それでありきたりな展開ときたら、寝落ちを我慢するのがせいぜい、でしょうか。
監督は、たまに、芸術かぶれするんでしょうが、かぶれのままで、芸術のかけらもありません、大学生や高校生の前衛的作品レベルでしょうか、トホホ。
2点は、中村倫也の出てる場面だけで、です、他は0点、人それぞれですが。
とにかく、フクシマを商売道具にするアコギなやり口には閉口しました、残念至極、不快感。
サスペンスじゃなかった
予告を見て殺人モノ、いわゆるサスペンスなのかなと思ってみてみたらそんなことはなくとくにこれといった問題が起こらずに物語が終わりました
松田龍平がもっと悪人なのかと思ってました
恋愛モノだったのかな
人の影と裏
友情物語から殺人事件的な内容になる映画だと思って
見ましたが、まさかの恋愛映画でした。
綾野剛さんの下着シーンがやたら多く、なんだろう
なんだかゲイっぽさを感じるなぁと思いながら見ていました。
言葉にはしないのに、演出の仕方で
その人に雰囲気を気づかせるのが上手いなぁと思いました。
綾野剛さんは男性が好きなんじゃないかな?って
言葉なくても見ていて勘付ける雰囲気です。
案の定そうでした。
自分が1番心を許せると思っていた人が
突然自分の前から消えて
行方を探すうちに自分の知らなかった相手の裏の顔が見える話です。
自分が見てる相手はどこまで本当で
影と裏、人の奥底の部分を見ることって
難しいですね。
結果、仕事のために自分に近寄って
営業の契約されて、勝手にプランアップ?されて
お金が高くなってましたね。
要は騙されていたのか。
騙すために釣りをしたり家でお酒を飲み交わしたり
あの関係もうそだったんですかね。
愛した人が突然いなくなる映画でした。
人って、わからないなって感じの映画でした。
面白い!!!!ってなる作品ではありませんでしたが、
人だなぁの考えるような映画でした。
作り手のマスターベーション
これだけの設定と関係が原作にありながら、何故この脚本に留まったのか。
何かを感じようとしたら、できるかも知れない。
しかしそれはどんなカス作品だってそうだ。
人は裏の顔、影の部分を見ないと判らない!
転勤で岩手に来た今野は仲良くなった日浅と交流を深める。淡々と話が進んで特に面白くもない。途中で同性愛者とわかるけど、それが重要でもなく、結局日浅は経歴を偽り、営業と泣きついて契約を取り付け人を騙していた。会社の女性にもお金を借りたまま踏み倒していたり、どうやら不倫のようだが。
東日本大震災で行方不明になっているが、生きているのか死んでしまったのかあまりハッキリしていないまま終わる。
うーむ、なにか物足りない、綾野剛も松田龍平も魅力が今ひとつ😔いちばん印象に残ったのは中村倫也の女装かな!
全員タイプキャストゆえの既視感。
抑えた描写は成功だが、全員タイプキャストゆえの既視感は否めぬ。
成功作「his」も地方の男二人、撮り尽くされた東京の男女ではもはや凡庸か。
松田龍平、シルエットが怖い程父に似る瞬間がある。
だから若き優作と水谷豊の本作を夢想。
あれは中村倫也か。
ダラダラダラと…
なんで綾野剛の着替えのシーンやパンイチのシーンをあんなダラダラと見せられにゃならんのだ?
これがまぁまぁ冒頭だったから、『こりゃツマラン映画だな?』と思って最後まで見たけど、ヤッパリツマランかった。
内容色々詰め込みたいなら、ダラダラとしたシーンが勿体ないと思う。
綾野剛がアパートに帰ってきて、飯の用意したり洗濯したり…をずーっと見せらてもねぇ…
ま…個人的感想なんですが…ね
あえてわかり易くしなかったのかも
映画って、監督が何を伝えたいか、まずその背骨があってこそだと思うのですが、だとしたらこの作品は「その背骨は観る人が入れてください」と言われているような映画。何か不思議な不完全燃焼感が...
リアリティにこだわっているのに、何を言いたいかは押し出してこない。
わかって欲しいのか、欲しくないのか。
あえてわかり易くしていない感じすらします。
それは主人公:今野(綾野剛)と友人:日浅(松田龍平)も、そう。
お互い信じたいのか、信じたくないのか。
このモヤモヤ感。
ずーっと続きます。
でもこれもリアリティかも。
リアリティとは現実感というより、気付いていなかった真実、と言い換えた方がよいのかもしれません。
現実の世の中は、影裏だらけ。でも人に影裏があるということは、小さな灯りや光もあるということ。影裏も光明も、両方あるのがリアリティ。
でも世の中は往々にして、光が足りてない。
誰かに照らして欲しがる人が多くて、自分で照らす人が足りないんだよ。
そう言われている気もしました。
映画を観るのも、灯を灯してくれるのを期待しているからですが、灯してもらいつつ自分で灯せる大切さをなぜか感じました。
主人公の変化を見たからでしょうか。
ラスト近く主人公は、行方のわからなくなった、今となっては信じていいのかもわからない友人日浅が、生存していることを、思いがけず確認します。互助会の更新案内に、手書きの担当者名が。
生きてた。
父親からすら不信の眼で見られ縁を切られた男。父親の言っていることはまっとうです。息子を信じていたからこそあざむいたことが理解できない(母親は他界)。主人公も日浅を手放しで信じているわけじゃない。でもわずかに反論します。ほんとに彼はそこまで非人間だろうか。主人公も隠し事をしてきた(LGBT)、でも人間なら誰にでも影の一つや二つはあるでしょ、そんな思いだったかもしれません。
とにかく、日浅は生きてた。よかった。
主人公は心底安堵して、涙に震えます。
別に二人はどうこうなりません。
恋人や友人や家族でなくても、この安堵の涙。それで充分だと思いました。
主人公はずっと受け身な繊細君でした。でも日浅が消え、いてもたってもいられず、自ら動いた。その結果友人の、知りたくもない別の顔を見ることになったけれど、生存を知り涙がこぼれた時、月のように照らされるだけだった主人公が、自ら光りを放ったようにみえました。
日浅自身の影裏はまだ不気味にうろついていますが、でも主人公は、もうそう簡単にはおののかない。自分で自分の影裏を見つめ、自分で光も灯せることを知ったから。
繊細君に、静かな強さが宿りました。
うーん、よくわからん!
わかりませんでした。
なにを伝えたかったのか?
人間には表裏のある人がいますよみたいなこと?
ゲイであることがその人の裏?
↑その発想やとしたら、好きじゃないわぁ〜
最初にあったときはフレンドリーなのに、
近づくにつれて、言い方や態度が粗くなる。
これが本当の僕の顔ってか?
いやいや、それくらいでは良くわからん。
学歴詐称、家族に嘘ついてたこと、、、それくらいなら
大した裏側には思えない私っておかしいのか?
とにかく、この作品がなにを伝えたかったかとかは
私には理解できませんでした。
察する部分が多すぎ
松田龍平、綾野剛ともいい役者、原作も読んではいないが、深みがあって刺さるものがあると思う。
ただ、これが映像になった時に色々と伝わらない部分が、この物語を半減させているように感じる。
大友監督はムラがありすぎる
原作未読。綾野剛は結構好きな俳優だし、大友監督=「るろうに剣心」だからと安心してレンタル。が、大友監督ってムラが有るのを忘れてたw
原作未読なので、どこまで原作の通りなのか、どこからがオリジナル要素なのかは分からない(一応、原作のレビューで、原作は短編、今野がゲイ、震災は原作でも有りまでは確認した)が、本来はエンタメで実力を発揮する人が、純文学原作で芸術的な映像を撮ろうして失敗したパターンとしか感じられない。
観ながら、(このシーン、このカット要るかなぁ?)と思う箇所が多々。そして、時間は130分越えとなるとキツい。序盤、やたらに今野(綾野剛)のモッコリパンツとか出るし、雰囲気的に今野がゲイなのは想像出来たが、映画として必要なのかなぁ?と言う感じ。酒を呑んで部屋に泊まった日浅に無理矢理キスをした時には驚きは無い。拒否する日浅だが、その後も普通に友人として接して来る。無理矢理迫った事を咎める事も無いので、日浅が本当はゲイなのかノンケなのか分かりにくい。日浅の謎と言うか、秘密の部分は震災後に明らかになる部分だけで良かったのでは無いかな。
今野にしても、日浅への感情が恋慕なのか、単なる性欲なのかイマイチ掴みにくい。それは終盤を観ても、恋慕なのか友情なのか分からない。
役者がほぼ上手い人なので、一応最後までは観られるが、演出がそれに頼り切っている様にしか見えない。
ラストで、今野の新しい恋人(ゲイ)が出てくるが、如何にもゲイと言う感じで、演技の問題なのか演出なのか分からないが、あそこまでステレオタイプのゲイにする事は無いだろう。あのシーンは今野一人だけの方が締まったと思う。
終盤以外、外回りで顧客の病院の医師や、震災後に日浅の父兄に逢う時でも前髪で目が隠れる様な今野が、終盤でやっと髪型を変える。気持ちの変化を表すならば、とても陳腐な演出。
表も裏も
ヒューマン・ミステリーは好物ジャンル。賛否分かれた『友罪』も『楽園』も個人的にはなかなか見応えあった。
娯楽作が多い大友啓史監督がこのジャンルに初挑戦。
魅せられたという原作は芥川賞受賞作。初共演の綾野剛と松田龍平。話も見応えありそう。
岩手県盛岡市に転勤となった今野は、同い年の同僚、日浅と知り合う。地酒を呑み交わしたり、釣りをしたり、親交を深め、新天地で唯一心開ける存在となる。しかしある日、日浅が突然会社を辞め失踪。今野は日浅を探す過程で、親友の本当の顔を知る事になる…。
同世代屈指の演技巧者の2人。
綾野剛の繊細な演技。
松田龍平のミステリアスな人の二面性。
文句ナシの化学反応。
2人で楽しく遊ぶ姿は、素の2人を見ているかのようなナチュラルさ。
エンタメ派の大友監督だが、社会派ドラマ『ハゲタカ』やハード・スリラー『ミュージアム』も手掛け、初のヒューマン・ミステリーを手堅くこなしている。
夏のうだるような暑さ、美しい川のせせらぎ、不穏な空気…カメラウーマンの芦澤明子による映像も特筆。
キャストやスタッフは確かな仕事をしている。
が、作品的には『友罪』『楽園』ほどではなく、今一つだったと言わざるを得ない。
前半は2人の遅れてやってきた青春の日々が描かれるが、かなりスローテンポ。良く言えばじっくりと、悪く言えば退屈。
後半サスペンス的になっても、全体的に起伏に欠ける。
2人の友情と別離。
今野のある感情。(調べたら、原作では重要ポイント)
監督の出身地である盛岡。10年前の東北を舞台にしているので、決して風化させてはいけないあの自然大災害。(日浅失踪と関わる)
色々要素を詰め込んであるが、結局何を描きたかったのか、何を言いたかったのか、よく分からず。
初めて出会った時は、友達の居ない自分を気に掛け、フレンドリーに接してくれた。
が、一度会社を辞め、再会してからは、以前のように親密になれず。一度入った亀裂の修復は不可。営業の顧客になってくれと頼まれたり、何よりあの辛辣な言葉。
「知った気になんなよ。お前が見てんのは、ほんの一瞬光が当たったとこだけ」
「人を見る時は、その裏側。影の一番濃いとこを見んだよ」
これが、彼の本心なのか。
これが、彼の本当の顔なのか…?
よほど心が広くない限り、人には表と裏の二面性がある。誰だって。
どっちが本当の顔なのか…?
よく表向きなんて言い、裏の顔こそ本当の素顔と言う。
でも、あの時の顔が偽りだったとは思えない。
表の顔も、影裏の顔も、友を信じたい。
原作未読ですが...
なんですか、これ?
何を伝えたかったんですか?
無駄に震災とか絡めないでください。
同性愛の話?犯罪者を(といっても捕まってないけどね。)赦せるかって話??
もう、しっちゃかめっちゃかの脚本に、無駄なスローテンポに、ドヤ感満載のセリフやシチュエーション。
勘弁してよぉ…。
いやいや、蛇が胸とか無理くり過ぎて引いたんですけど。
キスシーンにもってきたかったんですか?
んで、
「影の濃いとこ見ろ」
???
ドヤ顔で言われても、それも二回も。
はぁ?ですよ。
人の濃いところなんか、一番隠したい部分なんだから解るわけないやん。
見ようとする方がおこがましいわ。
他人様の全て解ったつもりでいる方が怖いわー。
見せたいとき、見せるべき人に見せるっつーの。
もう、イラついて仕方なかった、最後まで。
役者の無駄遣い極まりない。
とうことで、原作読み始めてみました。
???
「影裏」:原作の独特の文學世界が、大友監督によってどう映像化されているか期待していた。残念ながら、思わせぶりなだけで、退屈な映画だった。テレビ岩手の開局記念と字幕が入ったが、この極めて「私的」な映画とローカル局の接点を見つけ出すのは難しい。岩手なら、同時期上映の被災地をテーマにした映画「風の電話」や「あまちゃん」の’のん’主演の「星屑の町」の方がよほど、開局記念にふさわしいのではないか。大友監督の映画作りに、地方局がどれだけ関われたかな?映画の観客は全国で数千人。テレビ全国番組は視聴率5%でも、視聴者600万人。テレビ局は、もっと自分たちの媒体力に自信をもってもいいのではないかな。
よくぞ映像化した
小説を読んでからの鑑賞だったので、どうしてもストーリーとの乖離はあった。
よくぞ我慢して間をとったとも思うが、映画的にはもう少し絞ってもよかった。
盛岡の空気感はよく出ていて、まるでエクタクロームで撮影したような自然なカラーが出ていた。鑑賞したルミエールの丁度僕が座った辺りに松田君が座っていたので、何だかとても妙だった。
大友監督アングラに挑戦?
大友監督、綾野剛、松田龍平この三者の化学反応大いに期待する。東北地方の医薬品卸に勤務する綾野剛はなんか空虚な雰囲気。原作未読だから全く予想もつかない展開。やたら綾野剛がパンイチになったり異様なムードの作品と思ったらそういうことね。役者たちの芝居は素晴らしい。
勝手な想像になるけど、陰鬱な客に媚びない邦画っぽい邦画を大友監督は撮りたかったのじゃないかな。若い頃からNHKのエースとして数々の作品を手がけ、退職後もるろうに剣心など数々のメジャー作品で日本を代表する映画監督だ。影裏は大友啓史が独立後初めてアングラを意識して撮った作品だと思う。興行成績なんてどうでもいいどんどん攻めてほしいね。
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