「感じる人に、感じる映画。」影裏 セスさんの映画レビュー(感想・評価)
感じる人に、感じる映画。
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暗く、じめっとした背景、切なくもあり、また不気味でもある、不思議な感覚に包まれました。
最後のシーンで、今野は互助会の契約変更の通知を見て、日浅が存命であると気づき、泣き震えながら笑みを浮かべたのが印象的でした。
私は、昔好きだった人と連絡が取れなくなり、嫌われた、距離を置かれた、と思い、絶望と苦しみで寝込んでしまったことがあります。時が過ぎ、ある日突然SNS上で私のページを訪れてくれていたのを見つけました。私は二人で食事をしていた頃の楽しい思い出や、突然居なくなってしまった時の苦しみ、そして探してはいけないと悟った時の悔しさを感じ、涙を噛み締めました。
それを思い出しました。
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