「描き方が今一歩。」影裏 キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
描き方が今一歩。
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製薬会社本社勤務から盛岡に転勤になった今野(綾野剛)、そこの職場で働く派遣社員!?の日浅(松田龍平)とパートの西山(筒井真理子)。
同僚ということから仲良くなり、釣り・飲み・キャンプ・互助会の会員に印と公私ともども仲良くなるが、途中で仕事を辞めてぱったりいなくなる。就職して数か月後いきなり今野の前にあらわれ、仲が再開する。
平坦な日常が淡々と流れてるような空気感だが、いろいろな要素を含んでいる。
LGBT
非正規雇用
東北の震災
田舎の閉塞感
ノルマのために無理やりの営業
4年間の空白
親子兄弟の確執
岩手の大自然
ただ、どの項目も中途半端で深く描かずに、日浅の言葉ですべてを解決しようとしているが、抽象的すぎてフワッとして伝わってこない。
日浅の空白の4年間何をしていたのか、どんな意味があったのか、偽造卒業証書の意味など未解決のままで消化不良。
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