「まさに映画。」機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ mugさんの映画レビュー(感想・評価)
まさに映画。
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村瀬監督の言われている「小説の映像化」という言葉がすごくしっくりきました。派手さは抑えめでも映像、音楽が素晴らしくストーリーも小説1巻を良くまとめていたと思います。ケネスを少ない描写でまとめる一方で逃げ惑うギギの描写を強調することで過去の体験を想像させるなど人物の理解を深められるような場面が多かった。このシーンはハサウェイの葛藤もあって見応えがあり、この葛藤があるから後の最大の見せ場になるXI-Gに乗り込む場面での決意の独白がカッコ良く、小野賢章さんがトークで言っていたシーンはここか!と興奮しました。MS戦もメッサーの重力に引かれている様子と対比する事でペーネロペーとXI-Gの異質さがよく表現されていたしコクピット内の描写も軽く酔う(笑)のでもっと見たかったけど疲れそう。コロナ禍の中で公開の為に尽力して下さった関係者の方に感謝しながら次はマスクなしで鑑賞出来る事を楽しみにしています。
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