劇場公開日 2020年11月20日

「漫画のシーンを映像的に再現しようとしたが、テーマや思想は再現してない。天才の親を持った凡人すぎる子供。」ばるぼら 瀬賀田狂死朗さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0漫画のシーンを映像的に再現しようとしたが、テーマや思想は再現してない。天才の親を持った凡人すぎる子供。

2020年12月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

漫画のシーンは頑張って再現しようとしています。
主人公の妄想や幻想的な儀式といったシーンも映像的に再現しています。
ただ一部のキャラは漫画ならではの表現なのに、それを無理やり似せようとするのは無理があります。
しかし、監督やプロデューサーが原作のテーマを全く理解していないし、表現しようとしていません。

主人公がなぜヒロインに惹かれたのか、彼女を失ってどうしてそこまで喪失感を味わったのか
それが全く表現されていません
芸術とは、才能とは、想像とはという原作のテーマも全く見えてきません。

天才すぎるクリエータだった父が掲げた悩み、葛藤、芸術への憧れみたいなものは
凡人の子供には理解できなかったのでしょう。

瀬賀田狂死朗