「情熱の空回り」ゴーストマスター コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
情熱の空回り
観終わったら、猛烈に井●屋のあずきバーが食べたくなりました。
低予算な漫画原作アイドル邦画の撮影現場で、助監督の怨念のこもったボツ企画脚本が怪物化して、主演に取り憑き殺人を重ねる、古きタイプのスプラッタホラー。
キャッチコピーに「究極の映画愛」とあるが、「究極のB級映画愛」映画。
だって、主人公の助監督が目指しているのがトビー・フーパーの『スペースヴァンパイア』だもの。
とりあえず、一発ネタみたいな切り口ではあったものの、作り手の情熱は感じました。
……でも、情熱の空回りというか、学生の作ったような妄想爆発な気恥ずかしさ満載の作品で、観てるこっちの顔が赤くなったりして。
特殊造型については、(なぜか)百武朋さんなのでよかった。
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