フロントランナーのレビュー・感想・評価
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政治家の夫婦の形
ファンスクリーニング@六本木にて。
ヒュー様本当にジェントルマンで間近で見られて感動しました。
優しさオーラが溢れ出ていました。
反して映画の内容はう~ん。。。という感じ。ゲイリーがゲス過ぎて「え?さっきのヒュー様がこんな役を!?」と、ギャップに戸惑いました。
あとマスコミとキャンペーンスタッフの顔が似てる人がいて、味方か敵か訳がわからなくなるシーンが多かったです。カメラワークも私はちょっと苦手でしたね。
最後に出て来る文章に「え?うそでしょ!」と驚かされました。まぁ、夫婦の形は人それぞれということで。
また、フロントランナーってそういう意味なんだ、と覚えました。あと、モンキービジネスもね。(訳が久々戸田奈津子さんで嬉しかった)
政治家に汚れは許されない…⁈
誰を悪者とするのか、その判断に困るというか、何を持ってして正義というのか…。
うーん…。
真実はうやむやにされ葬られた感じ。
マスコミの汚さと、政治家のエロさだけが残る後味の悪い作品でした。
大統領目指して、有権者の獲得に人生の全てをかけている上院議員のハート。
しかし、最有力候補と期待されていた矢先に、ハンター(マスコミ)に追いかけ回され、不倫疑惑を吹っかけられることに…。
マスゴミと言われる彼の追跡は、人権を無視するかのごとにどんな場所にもカメラを向けてきます。
もし彼に身の潔白を証明するものがあれば、大統領として大活躍を遂げてしたことでしょう。
しかし、彼も人間…!
不倫疑惑を完全に否定することができなかったからこそ、弱みを握られつけ込まれてしまったのだと思います。
最後まで彼を信じた、奥様の献身的な姿印象的でしたが、21世紀になった今では、女性も社会進出する時代。
夫を支える献身的な妻というのは、理想郷のような気がします…(笑)
まあ、そもそもマスコミが彼を取り上げなければ、良かったのかもしれませんが、人気のある人ほど、裏の部分を覗きたくなるもの。
だからこそ、躍起になって追いかけ回したのかもしれませんね。
この時代のマスコミの執拗さは、まさにハンターと言われるほどですが、そのせいで本人以外の人にまで、プライバシーを傷つけるのは論外。
人権の尊重とプライバシーの保護を守るべきだと思うものの、ハートの不倫騒動がなんとも矛盾な映画でした。
きっと、他の最有力候補者の妨害があったのかもしれませんが、真実は闇の中…。
人間の妬み嫉みって恐ろしいということでしょうか?
色々と考えさせられました。
スキャンダル報道の功罪を深く考えさせられる意欲作
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