「事件は現場で起きているんだ!」記者たち 衝撃と畏怖の真実 Aprilさんの映画レビュー(感想・評価)
事件は現場で起きているんだ!
冒頭のイラク戦争で負傷をした退役兵軍人が公聴会で
「この戦争は、正しかったのですか?」と質問した所から始まります。
アメリカで911事件が起こった後、ブッシュ大統領が
「北朝鮮・イラン・イラク」を悪の枢軸と演説し、
テロの首謀者のアルカイダとイラク政府との関係を疑い、
イラク=フセイン=アルカイダという構図をつくり、
大量兵器があるという大義名分の下攻撃を開始しました。
この映画ではマイナーな新聞社が他社と違う形での報道をしていたが、
小さな声は政府や民衆に届くこともありませんでした。
しかし、戦争が終わってみると
「イラクから大量兵器は一つも発見されませんでした。」
政府から流れていた情報は、情報操作されているというのが明るみになった訳です。
報道とはなにか?
未だに私たちが見聞きするニュースも政府によってコントロールされている。
自分自身で何が正しいのか?
どう行動するべきなのか?考えさせられる映画です。
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