「ビッグビジネス」記者たち 衝撃と畏怖の真実 ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
ビッグビジネス
戦争はビッグビジネスだから「嘘をついても後から権力を使って辻褄を合わせればいいだけだ」と、戦争屋は考えます。だから情報を元に真実を探るのではなく、嘘に合う都合の良い情報を収集して真実を隠す手法がある事に納得してしまいました。日本でも政治家の嘘が忖度というソフトな言葉で濁されてしまっている事態と本質は同じなのではないでしょうか。
現代は情報が溢れかえっているのでもしかすると私の考えは、他の誰かのものなのかもしれない、またフェイクを間に受けて感情的になっているかもしれないと思ってしまいました。国民が感情的になっても良い事は何もない事は歴史が証明しています。戦争屋に付き合わされて命を投げ出すのもまた国民だからです。それに戦争屋のイカサマで殺されたのは、フセインだけではありません。普通に暮らしていたイラク人も殺されています。この事をきちんと報道するメディアも少ないと感じますし、本来私達が知るべき事は普通のイラク国民がどうなったかという事です。傍若無人なトップがいるという点では、日本人も明日は我が身なのではないでしょうか。
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kossyさんのコメント
2019年4月21日
共感ありがとうございます。
よく「必要な戦争もある」とのたまう文化人気取りの輩もいますが、そういう人たちは一般市民が巻き込まれることを全く考えてませんよねぇ。
一連の中東戦争によって難民も溢れていますが、今後も世界情勢から目を離せなくなりました…