「悪くはないが、見る人を選ぶ…かも」惡の華 プリズナーN0.6さんの映画レビュー(感想・評価)
悪くはないが、見る人を選ぶ…かも
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原作のマンガは連載当時にほぼリアルタイムで読了。ボードレールの方はもちろん未読ww
原作がインパクトがあるシーンが多いので映像化そのものは難しくないと思っていたけど、実際に実写化されたものを見ると「痛い」部分がやはり目立つのはやむ得ないところか。
何しろ主人公3人が、少し病んでる本にしか興味を示さない内向的な少年と、倫理観が欠落した破壊衝動を内包した厨二病の少女と、世間知らずの優等生だが精神的に不安定な少女だから、その「痛さ」は「違和感」となって、ダイレクトに観客に伝わってくる。それに耐えられるかどうかが、この映画への評価になるんじゃないかな。
見る前から「原作のどこまでを映画では使うのか」と考えていたら、まさか最後までとは思わなかった。その割には上手い端折り方だったとは思う。
どうせならあと1時間くらい延ばして3時間くらいの長尺にすれば、もっと分かりやすくなったかも。
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